アラフォーからだって遅くない!いいことずくめの「筋膜ストレッチ」って?
柔軟王子が指南! こりがひどい、疲れやすい、むくみがち…。そんな人こそ始めどき! “アラフォーになって、体が硬くなってきた”と感じている人、多いのでは? 体が硬いと、こりや疲れ、むくみなども生じやすいから要注意。“柔軟王子”として話題の村山巧さんが指導する“筋膜ストレッチ”なら、効率よく体が柔らかくなるから、早速トライ! 【写真】40代のキレイになる活・ヘルスケア情報一覧 ☆私が教えます! 柔軟美トレーナー 村山 巧さん 27歳で始めたアイススケートを機に体の柔軟性に着目。ヨガや解剖学などを学び研究を重ね、驚異の柔軟性を手に入れる。著書は『かた~い子どもの体が一瞬で伸びるキッズストレッチ』(マキノ出版)など
体が硬い人でもストレッチの継続で、必ず柔軟に!
写真のような“l字バランス”もラクにこなすのが、“柔軟王子”こと、柔軟美トレーナーの村山巧さん。 「実は、私も昔は体が硬く、前屈をしても床に指がつきませんでした。ただ、10年ほど前に趣味でアイススケートを始めたのを機に、自分の体の硬さに気づいてストレッチを始めたら、徐々に体が柔らかくなっていくことに喜びを感じ、スケートよりストレッチのほうにのめり込んでしまったのです」 そしてヨガや解剖学などを勉強し、体の柔軟性を追求するうちに、現在のように驚異的に柔軟な体になったとか。 「大人からでも、体は柔らかくなるので、あきらめないでください! 」と、巧さん。体が柔らかくなると、さまざまなメリットが。 「ストレッチで体を柔軟にすると、関節の可動域が広がるので日常生活でのパフォーマンスが上がるうえ、姿勢がよくなって見た目も美しくなります。また、血流がよくなって代謝が上がり、こりや疲れ、むくみ、冷えなどの改善に効果が見られます」 そんな巧さんが提唱する“筋膜ストレッチ”なら効率よく柔軟性が向上。 「私が指導するストレッチは2つの科学的手法を取り入れています。ひとつが筋膜アプローチ。筋膜は全身の筋肉を覆う薄い膜ですが、同じ姿勢を続けるなどの原因で筋膜はゆがみ、放置すると固まってしまい、筋肉や関節の動きが悪くなります。これを正常に戻して筋肉や関節を正しく動けるようにするのが筋膜アプローチで、これを行うだけでも体はかなり柔軟に。そしてもうひとつが脳科学アプローチ。“私は体が硬い”と思い込んでいると、体は無意識のうちにブレーキをかけてしまいます。そこで筋肉を一度強く収縮させて、その後に脱力することで筋肉や関節が本来もつ可動域を覚醒させます。これは脳の無意識な反射を利用した方法。この2つのアプローチにより、最速で柔軟性を高められるのです」