【いちはらアート×ミックス2020+】テーマや見どころオンラインで紹介 ユーチューブ配信も
市原市で3月20日~5月16日に開催される「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」(実行委員会主催)の企画発表会がオンラインで行われ、総合ディレクターの北川フラム氏らがテーマや見どころを紹介した。発表会の様子は同芸術祭の公式ユーチューブチャンネルで配信している。 同芸術祭は、17の国・地域の現代アート作家70組が、市内を走る小湊鉄道の各駅を主な会場として作品を披露する。本来は昨春に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1年延期。「2020+(プラス)」としてコロナ禍を乗り越える新たな芸術祭を掲げ、感染予防対策を徹底して行う。 駅舎プロジェクトは同鉄道の市内17駅が会場。玄関となる五井駅(五井エリア)では、機関区内の鍛冶屋場や作業場、ホームなどで8作品がお目見え。牛久や高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷の各エリアでも、数々の意欲作が来場者を出迎える。 企画発表会で北川氏は「五感を解放して、里山を歩きながらアートに触れていくことになる」と話し、実行委員会会長の小出譲治市長は「安心して、質の高いアートを鑑賞してもらえる芸術祭を実践していく」と力を込めた。