美肌をつくるのに必要な「コラーゲン」がたっぷりな食材 10
肌にいいとされている洗顔やクリーム、サプリ、ナイトマスクや美容液。さらにはスパやマッサージなど… 肌にはいいけど、お金がかかってしまうのもまた事実。そこでおすすめしたいのが、天然のアンチエイジング剤であるたんぱく質、つまりコラーゲンを積極的に摂ること。そうすればお金も少しは節約できるかも?
「コラーゲンは体内でもっとも豊富なたんぱく質です」と教えてくれたのは、登録栄養士のマリサ・ムーアさん。「肌や筋肉、骨、また結合組織内に存在するコラーゲンは、関節の健康と、しなやかな肌と弾力性の維持に重要な役割を果たしています」と続ける。 そこで、コラーゲンを豊富に含む食材をさっそくCHECK!
1. 赤ピーマン(パプリカ)
「ビタミンCはコラーゲン合成に関わる主要な栄養素の1つです」とムーアさん。そして赤ピーマンには、ビタミンCがぎっしり詰まっているそう。 とはいえ、緑のピーマンや黄色のパプリカを避けるべきというわけではない。赤ピーマンはピーマンが熟したものだし、黄色のパプリカはその間くらいのもの。 もちろんすべてビタミンCを含んでおり、違いはその熟し具合。ピーマンやパプリカは熟せば熟すほど、ビタミンCの含有量が増えるという。だから赤ピーマンはなかでも1番ビタミンCが豊富なのだ。
2. 魚(皮も!)
次に鮭を食べる時は、皮付きのものにトライ! 一般的に、魚はコラーゲンの生成に必要なアミノ酸を多く含むので、アンチエイジングにおすすめの食材。 でも鱗をとった魚の皮がなんでこんなになめらかなのか、疑問に思わない? その理由は、皮膚のコラーゲンの中でも大部分を占める、I型コラーゲンの濃度が高いから。捨てちゃうなんてもったいない!
3. トマト
天日干しのドライトマトは、とくにコラーゲンの生成に欠かせないビタミンCを多く含むそう。また抗酸化リコピンも含んでおり、これは太陽のダメージやコラーゲンの分解から肌を保護することで知られている。 サラダやパスタに入れて楽しんだり、グレープトマトをスナック代わりに持ち歩けば、気軽に食べられる。