ジャーナリスト長井健司さん 銃撃死から17年 故郷・今治で遺族が墓参り
南海放送
ミャンマーで取材中に銃撃されて亡くなったジャーナリスト長井健司さんの命日の27日、故郷の愛媛県今治市で遺族が墓参りをしました。 今治市出身のジャーナリスト長井健司さんは、2007年にミャンマーの反政府デモを取材中に治安部隊に銃撃されて亡くなりました。 その時手にしていたビデオカメラは16年間行方が分からなくなっていましたが、現地の独立系放送局が入手し去年、妹の小川典子さんに返却されました。 長井さんの命日の27日、小川さんが長井さんの墓を訪れ墓前に手を合わせました。 長井さんの妹・小川典子さん: 「まずはミャンマーの国内が安定して正常な状態になってから、兄のことを取り組んでほしい」 小川さんは、今後も残りのビデオテープなどの遺留品の返還や事件の真相究明を、外務省を通じてミャンマー政府に働きかけていきたいと話していました。