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なぜExcel方眼紙は嫌われるのか? 「Wordより使いやすい」「生産性を下げる」など賛否分かれる

配信

ねとらぼ

●反対派からは「後から編集しにくい」「本来の機能を教える障害になる」などの声

 では、具体的にExcel方眼紙の何が問題なのでしょうか。  まず、今回の発端となったツイートは「文書作成ツールの代用にExcel方眼紙を使う」という内容でした。しかし、批判の中には「1セルに1文字を入力する原稿用紙的な使い方はダメ」など、議論が噛み合っていないケースも多く見られました(今回の発端のツイートは原稿用紙的な使い方をしていませんでした)。  そこで本記事では、発端のツイートの内容に沿って「文書作成ツールの代用としてExcel方眼紙を使うことの問題点」に限ります。  その上で反対派の人たちから多く聞かれた声は、「後から編集しにくい」「データ抽出や計算などの機能が使えない」「本来の機能を教える上で障害になる」「1セル1文字みたいな文化を生み出す」などでした。全体的には、Excel本来の機能が必要ないなら、手間が増えるので他のソフトを使うべき、といった意見が強いようです。

●擁護派からは「使い方次第」「印刷用には便利」などの声

 一方、擁護派の人たちからは「使い方次第」といった声が多く聞かれました。特に「印刷用の書類だと便利」「成果物がPDFなら最良」など、最終的に紙やPDFで出力する書類の作成で重宝している人が多いようです。  ただ、擁護派でも手放しで利用を推している人は少数です。多くの人が「自分しか編集しない書類なら使っていい」「集計・統計ツールとして使う場合はアウト」など、目的に合っているのか判断すべきとしています。  両者の意見を踏まえると、Excel方眼紙を使う場合は「他人と共有するツールには向かないのでNG」「最終成果物が紙やPDFの場合に限る」あたりを意識する必要がありそうです。ただ批判が根強いのも事実なので、取り扱いには十分に注意したほうが良いでしょう。

●調査概要

調査期間:2020年5月13日 調査対象:Twitter 調査件数:1445 件(10%サンプリング) 調査キーワード:Excel方眼紙 調査方法:対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析 備考:実数に近づけるため件数を100%に補正

渡辺成吾

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