「ニンゲンは気がついた」 ねことバスタイムを楽しむ方法 飼い主のひらめきに感心
体をじんわりと温めてくれる風呂。その心地良さを知っているのは、人間だけではありません。X(ツイッター)では、風呂のフタの上でくつろぐねこが話題に。どうやら、飼い主さんはある問題を抱えていたようです。それが解決し、ねこも人間も幸せになれた光景に多くの人がほっこり。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【写真】「これが叡智である」 風呂場のフタを占拠していた元保護ねこ タオルを置く位置を変えたあとの様子 ◇ ◇ ◇
「入浴中、ねこが目の前にいるの幸せだなあ」
「ニンゲンは気がついた。敷きタオルを、初めからもっと端に寄せておけば良いのだと。これが叡智である」 そんなユーモアたっぷりのコメントが添えられた2枚の写真。そこには、風呂のフタの上で体を丸めてくつろぐねこが写っています。ねこの下には、白いタオルが。 1枚目は、バスタブのフタが完全に閉じられている状態。2枚目はフタが半分だけ開いています。どちらの写真でも、ねこは目を閉じてすやすや眠っている様子。バスタブにはお湯が張られていて、その温かさが心地良いようです。 投稿は話題になり、13万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには「敷きタオル配置の革命」「お気づきになられましたか」「これは真似しよう」「マナーを守られてて偉すぎる」「これは理に適ってるw」「入浴中、ねこが目の前にいるの幸せだなあ」などの声が寄せられています。
数日前はフタを少ししか開けられなかった飼い主さん
フタの上でくつろいでいたのは、元保護ねこで8歳の女の子「こいも」ちゃんです。寒い季節になると、飼い主さんと一緒に浴室へ行くのが日課だそう。バスタブのフタの上にタオルを敷いてあげると、そこでくつろぐといいます。 実は、今回の投稿は、数日前のこいもちゃんの様子が引用されていました。そこには、タオルが敷かれたフタの中央あたりでまったりするこいもちゃんの姿が。フタを少ししか開けることができず、「これがニンゲンに入ることが許されるスペース」と、飼い主さんはコメントで嘆いていました。 それから、タオルの位置を工夫すれば良いことに気づいた飼い主さんは、フタの端にタオルを置くことでスペースの確保に成功。「ねこ見風呂は飼い主にとっての癒やしの時間です」と目を細めます。
ちなみに、一緒に暮らしている元保護ねこで1歳の「サバシ」くんも、たまに浴室へ来るのだそう。飼い主さんからの愛情を受けながら、幸せいっぱいな時間を過ごす2匹の様子は、飼い主さんのインスタグラムアカウント(koimo77)でも見ることができますよ。 ○取材協力:こいもちゃん(@koimo77)さん
Hint-Pot編集部