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【ミャンマー】コロナ拡大止まらず、8月下旬から3倍に

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NNA

 ミャンマーで、新型コロナウイルスの感染拡大が西部ラカイン州と最大都市ヤンゴンを中心に加速している。8月20日以降、今月6日午前までに新規感染者の数は約3倍に増え、累計では1,300人を超えた。首都ネピドーと第2の都市マンダレーは入境者にウイルス検査を義務付け、移動がしづらくなっている。接触追跡により、感染者はさらに増える可能性が大きい。  保健・スポーツ省によると、4日午後から6日午前までに確認された新たな感染者は186人で、ヤンゴン管区の5人を除いて全員が市中感染だった。累計感染者は1,319人となった。  ■8人目の死者  ヤンゴン管区ティンガンジュン郡区で67歳女性の死亡が確認され、国内での死者は累計8人となった。女性は糖尿病を患っていた。  市中感染者181人の州・管区別の内訳は、ヤンゴン管区が117人で最も多く、第2の都市マンダレーが26人、ラカイン州が21人などだった。  国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーによると、ミン・トゥエ保健・スポーツ相は4日開いた会議で「この先1~2週間は、ラカイン州への訪問歴がある人の追跡調査により、さらに陽性者が増える可能性がある」と現状を説明した。  現在、政府はラカイン州とヤンゴンで特に感染者の多い郡区を、買い物などに出掛ける世帯当たりの人数を制限する外出自粛地区と定めている。ネピドーは対象郡区の在住者に隔離とウイルス検査を義務付けたほか、マンダレー管区政府もラカイン州とヤンゴンからの訪問者にはウイルス検査を必須とする方針を示している。  ヤンゴン運輸庁(YRTA)の幹部は5日、ネピドーやマンダレーへの入境規制を受けて乗客が激減したことから、ヤンゴン発の高速バスの半数が運休したことを明らかにした。  ミャンマー政府はヤンゴン管区で市中感染が広がった3月末から5月にかけ、持ち帰り以外のレストラン営業を禁止したほか、5人以上の集まりを禁止して厳しい取り締まりを行ったが、6月からは市中感染の収束を受けて規制を緩めた。今後、規制が再び厳格化される恐れもある。  ヤンゴンの警察は2~3日の2日間で、午前0時~4時の夜間外出禁止令を破った約1,000人を逮捕した。違反者は1カ月の収監と2万チャット(約1,600円)の罰金刑となる。また、公衆の生命、健康を脅かしたと判断される場合は半年の収監と10万チャットの罰金が科される。  ヤンゴン管区の市中感染者を郡区別にみると、ティンガンジュン郡区が20人、北ダゴン郡区が7人、チャウタダ郡区5人などだった。  全国の累計感染者1,319人の州・管区別は、ヤンゴン管区が587人で最多。498人のラカイン州と合わせて、全体の82%を占めた。  治癒者は371人で、治癒率は28%に下がった。PCR検査の実施件数は累計で16万6,433件となった。

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