石垣で住民避難の「実地確認」 有事想定、座席や手荷物はどうする?「登録センター」の運用も検証 沖縄
武力攻撃予測事態を想定した国民保護を巡り、県、石垣市、竹富町は内閣官房など国と共催で25日、住民避難の手順を確認する「実地確認」を石垣市内で実施した。全国初とみられるという。 【写真】ミサイル想定で歩いて避難、意味ある? 昼と夜に分けて行われ、延べ350人余が参加した。日中は市中央運動公園屋内練習場に、行政が全避難者のデータを管理する「住民避難登録センター」を設置し、手荷物の確認や航空座席登録などの流れを確認した。センターでの受け付けや座席登録、手荷物の確認などで、想定した所要時間を超過することがあった。 夜は新石垣空港で、保安検査を通過して搭乗するまでの動線や所要時間を確認した。