26歳が目を惹く完成度でコンテストで金メダル 筋トレ歴はわずか半年
俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)関東予選」が6月30日(日)、東京・日野市民会館で開催された。モノキニビキニで健康的な美しい身体を競うビューティーフィットネスモデル部門で木内明日香(きのうち・あすか/26)さんが、ROOKIE部門(過去に同カテゴリで5位以内入賞経験なし)で優勝、ショート部門(161cm未満)で準優勝と、初出場とは思えない堂々としたパフォーマンスと明るい笑顔で結果を残した。 【写真】木内明日香さんの目を惹く完成度(バックポーズあり)
憧れの麻田ゆん(2018年初出場で同カテゴリoverall総合優勝)さんと共に、お尻や背中を重点的に鍛え上げ、ポージング練習にも励んで素晴らしい結果を手にした木内さん。 「結果が出せるか不安でしたが、ゆんさんから言われた”今の自分が一番”という言葉を胸に舞台に上がりました」 美しくバランスの取れた身体は、出場者の中でも目を惹く完成度。しかし、その仕上がった身体とは裏腹に、筋トレ歴はわずか半年。 しかも、食事制限も未経験で、出場4カ月前から緩くスタートした程度というから驚きだ。 「普段から食べることが大好きなのですが、食事を変えるだけで自分の身体がどんどん変化することに驚きました。本当に食事の大切さが身に染みましたし、食べなければ食べないほど代謝も落ちて体重が減らないことも実感しました」 元々はスタジオインストラクターとして活動しながらも、一人ひとりに行き届いた指導ができなくて悔しい思いが多かったと木内さん。 もっとお客様の身体と本気で向き合いたいとの理由で、今年6月にパーソナルトレーナーに転身。 「食事の大切さも身をもって経験したので、お客様に自信をもって指導することができます。大会を通して、ボディメイクの楽しさや可能性を感じることができたので、それをどんどんお客様に伝えていきたいと思っています」
環境の変化をものともせず、憧れの人に一歩近づいた木内さん。 まだまだパーソナルトレーナーの道は始まったばかりだが、彼女の明るい笑顔からは、もうすでにボディメイクの楽しさが滲み出ていた。
取材:林健太 撮影:FITNESS LOVE編集部