中村五木・天草市長が急逝 71歳 心筋梗塞、自宅で倒れる
熊本県天草市の中村五木(なかむら・いつき)市長が31日未明、急性心筋梗塞のため、搬送先の病院で死去した。71歳。通夜は1日午後6時から、葬儀は2日午後1時から、いずれも同市久玉町5708の5、JAあまくさ葬祭牛深斎場で、家族葬で行う。喪主は妻素子(もとこ)さん。市民葬を開くかどうかは未定。自宅は同市深海町2732。 公職選挙法の規定により、市選挙管理委員会に中村市長の死亡が届けられて50日以内に市長選が実施される。金子邦彦副市長が職務代理者を務める。 市によると、中村市長は29日まで公務。30日に同市本渡地区のマンションから同市深海町の自宅に戻り、迎春準備をしていた際、胸の痛みを訴えた。近くの医療機関に救急搬送された時には意識はなく、転送先の医療機関で心臓手術をしたが、31日午前2時6分に死亡が確認された。 中村市長は、母親の実家がある五木村生まれ。旧牛深市役所勤務から牛深市議、天草市議を経て、2014年の市長選で初当選し、現在2期目だった。
市は、市役所本庁舎と9支所に4日から記帳台を設置する。(赤池一光)