【バレー】VNLメンバー高梨、小川、永露が所属するウルフドッグス名古屋が、イタリアスーパーリーグから新監督を招聘
V1のウルフドッグス名古屋は、ヴァレリオ・バルドヴィン氏の監督就任を発表した。 同氏はこれまでイタリアのスーパーリーグでヘッドコーチとして活動。昨シーズンは西田有志が所属したTonno Callipo Calabria Vibo Valentia (ビーボ・バレンティア)で指揮を執っていた。Kioene Padova (パドヴァ)では石川祐希ともかかわっている。 ウルフドッグス名古屋では、前身の豊田合成トレフェルサをリーグ優勝へ導いたアンデッシュ・クリスティアンソン氏に始まり、指導力のある外国人監督が独自の手法で選手の才能を開花させてきた。VNL日本代表として活躍する高梨健太(アウトサイドヒッター)、小川智大(リベロ)、永露元稀(セッター)に加え、今年度、日本代表に初選出された山崎彰都(アウトサイドヒッター)も力をつけており、昨シーズンは天皇杯優勝、2021-22Vリーグ準優勝に輝いた。今シーズンはバルドヴィン監督のもとでどのような化学変化を起こすのか、楽しみだ。 ■ プロフィール 〔 氏 名 〕 ヴァレリオ・バルドヴィン Valerio Baldovin 〔生年月日〕 1966 年 7 月 25 日(55 歳) 〔出 身 地〕 イタリア 〔指 導 暦〕 2010-2011 Italy Youth National Team ヘッドコーチ 2013-2019 Kioene Padova, Italy ヘッドコーチ 2020-2021 Tonno Callipo Calabria Vibo Valentia, Italy ヘッドコーチ ■コメント みなさん、こんにちは。ヴァレリオ・バルドヴィンです。この度、ウルフドッグス名古屋の新監督に就任することを とても嬉しく思います。私はずっと以前にジュニアチームの指導を始めて以来、バレーボールのコーチングという 素晴らしい仕事を何年も続けてきております。若い頃からスポーツに熱中し、そのスポーツへの情熱をそのまま 仕事にすることができたことをとても幸せに思っています。長年に亘りバレーボール界に在籍する中で、自分自身の 成長に努め続けてきましたが、今、ウルフドッグス名古屋での新たな経験を私の中に受け入れようとしております。 この 10 年間はイタリアのスーパーリーグでヘッドコーチを務め、その間には、日本の石川祐希選手や西田有志選手の所属するチームのヘッドコーチでもありました。以前から日本の文化に興味を持っていたことに加え、彼らからV リーグについても聞いており、非常に良くまとまったチームによるレベルの高いリーグという印象を持っておりましたので、 日本でバレーボールの指導者になるという夢をひそかに抱いていました。 この度のウルフドッグス名古屋への加入に際しては、新しいことをどんどん学ぶと共に、これまでとは異なる状況に適応していかなくてはいけませんが、スタッフや選手たちの協力もあり、その準備はできていると感じています。応援いただくファンの皆さんにとって、実り多く満足のいくシーズンにしたいと思います。そして、私の持つ知識と情熱を ウルフドッグス名古屋に持ち込み、チームと地域ファンの皆さまと共に熱く盛り上がる日がくるのを楽しみにしています。
バレーボールNEXt 編集部