チームによっては主力級!? DeNAの現役ドラフト注目選手(2)かつてはレギュラーだったが
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフト候補になり得る横浜DeNAベイスターズの選手を紹介する。
神里和毅
投打:右投左打 身長/体重:179cm/86kg 生年月日:1994年1月17日 経歴:糸満高 - 中央大 - 日本生命 ドラフト:2017年ドラフト2位 一時はリードオフマンの役割を担った神里和毅。しかし、近年は苦しいシーズンが続いている。 日本生命から2017年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから「7番・右翼」で開幕スタメンを掴んだ。 翌2019年には主に1番打者として起用され、123試合に出場。打率.279、6本塁打、35打点、15盗塁の好成績を残した。 中堅のレギュラーを掴みかけた神里だったが、2021年以降は成績が低迷。一軍では代走などでの出番がメインとなった。 今季も、一軍では25試合の出場で打率.130。シーズン終盤にはスタメン起用の機会もあったが、結果的には4年連続の打率1割台に終わった。 チームでは今季、外野手の梶原昂希や蝦名達夫らが台頭。さらに、2023年ドラフト1位の度会隆輝、NPB復帰した筒香嘉智も加入し、神里の立場は厳しくなっている。 年齢は30歳と、まだ老け込む年齢ではない。現役ドラフトの対象となれば、外野手不足の球団などは興味を示しそうだ。
ベースボールチャンネル編集部