「深入り」と「深煎り」 神社と自家焙煎のコーヒー店がコラボ オリジナルコーヒーに込められた想い【徳島】
「つのみねさん ノ Coffee」の味 そして込められた想いとは
(豊成春子アナウンサー) 「ありがとうございます。コーヒーをいただきました。『つのみねさん ノ Coffee』。しかも裏に美味しいコーヒーの淹れ方が書いていますね、これは親切ですね」 取材した日は特別に岡崎さんに来てもらい、境内にある茶屋で「つのみねさん ノ Coffee」淹れてもらいました。 実はドリップではなくコーヒーバッグ、手軽に飲めるようにとの細やかな心遣いです。 (豊成春子アナウンサー) 「しっかりとした深みがあるんですけど、まろやかさや優しさも感じるようなコーヒー、すごく飲みやすい。神社の境内の中で飲むのは人生で初めてかも」 (津峯神社 林明典宮司) 「津峯神社で何かギフトを作りたいと考えていて、岡崎さんからオリジナルコーヒーを作りませんかという提案をもらった。岡崎さんは想いもある人なので、一緒に何かできたらなと。パッケージデザインは津峯神社の八角形の御神文の中に、『つのみねさん ノ Coffee』の文字と『カモ谷製作舎』のロゴを入れた、シンプルイズベスト。阿南市を知ってもらう一つのきっかけになればいいなと」 このコラボコーヒー、発売から1か月も経たないながら、すでに多くの人から好評を得ているそうです。 (カモ谷製作舎 ノ KOFFEE SHOP 岡崎裕樹さん) 「人をつなぐようなイメージがコーヒーにある。地域の皆さんと、町づくりや地域活性に協力できることがあれば」 (津峯神社 林明典宮司) 「今回、カモ谷製作舎に『深煎り』のコーヒーを作ってもらうということで、阿南市にも『深入り』してほしいということで、地域の活性化に何かつながることをやっていきたいなと2人とも考えていて。相乗効果ではないが、岡崎さんと一緒にコラボレーションして、クオリティの高いものを提供できればと考えていた」 「深入り」と「深煎り」、この言葉遊びから生まれたコーヒーは神社とコーヒーショップというギャップを見事に埋めてくれました。 このコーヒーが、阿南市を「ホット」な場所にしてくれる日は近いのかもしれません。 なお、現在は休憩所として使われている「茶屋」ですが、林宮司は今後ここで参拝に来た人がゆっくりコーヒーを楽しめるような場所にしていきたいということです。 ※現在は、「コーヒーバッグ」(1杯分200円)と「コーヒー豆 or 粉」(250g 2300円)の販売のみですが、お湯を持参すれば自分で作って境内で飲むことができます。