2級建築施工管理技士補に18人合格 勿来工高建築科3年生 福島県いわき市
福島県いわき市の勿来工高建築科の3年生18人が国家資格「2級建築施工管理技士補」の検定試験に合格した。同校では23人が受験、合格率は78・3%で過去最高の合格率となった。 2級建築施工管理技士補の資格は、建築に関する法律や安全管理を問う学科試験で合格すると得られる。その後、3年の実務経験を経て2次試験に合格すると2級建築施工管理技士となり、現場の監督ができる。 勿来工高によると、2級建築施工管理技士補がいる企業は競争入札などで有利になることから、生徒の就職活動においてプラス材料だという。 生徒は4月から本格的に試験勉強を始め、過去の問題を活用しながら努力を重ねてきた。施工管理技士の道を目指すという中野遼(はるか)さん(17)は「合格をして達成感を得た」、末蕎迪(きょうみち)さん(17)は「(試験への)自信はあった。受かってうれしかった」とそれぞれ話した。 同校の荒川俊一校長、建築科の原田裕昭教諭が同席した。
合格者は次の通り。 秋山永翔、大内聖矢、大滝日向、大平華乃、大和田聖奈、佐々木彩音、東海林剛、白石宙、秦野尚基、末蕎迪、鈴木和東、飛田雅斗、中野遼、根本雅也、藤田悠翔、本田龍之介、吉田葵、渡辺友也 (いわき版)