【選手権】大津、前橋育英、静岡学園、東福岡などが初戦突破
12月29日、第103回全国高校サッカー選手権の1回戦が首都圏内の各会場で行われた。2回戦は31日に行われる。 【フォトギャラリー】1回戦試合風景 駒沢陸上競技場会場で行われた名門校対決は前橋育英(群馬)がプレミアリーグEAST得点王に輝いたFWオノノジュ 慶吏らのゴールにより米子北(鳥取)を2-0で下した。初のプレミアチャンピオンに輝いた大津(熊本)はWEST得点王に輝いたFW山下景司らがゴールネットを揺らし福井商(福井)を4-0で撃破した。地元・正智深谷(埼玉)は長崎総科大附(長崎)を2-1で退け初戦を突破した。矢板中央(栃木)と岡山学芸館(岡山)の一戦は2-1で矢板中央が勝利した。 専大北上(岩手)と対戦した高知(高知)は2-0の完封勝利。初出場の金沢学院大附(石川)は鹿児島城西(鹿児島)をPK戦の末に退け2回戦進出。山梨学院高等学校(山梨)と対戦した滝川第二(兵庫)はMF三宅蔵ノ助の決勝弾により2-1で勝利した。初出場の龍谷富山(富山)と那覇西(沖縄)の一戦はPK戦の末に龍谷富山が勝利を手にしている。 広島国際学院(広島)と対戦したプレミアWEST勢の静岡学園(静岡)はMF篠塚怜音とFW乾皓洋のゴールにより2-0で勝利し昨年のリベンジを達成した。1回戦屈指の好カード、尚志(福島)と選手権過去3度制覇の東福岡(福岡)の一戦はPK戦の末に東福岡が勝利。日章学園はイングランド・プレミア1部サンサウプトン加入内定のFW高岡伶颯のハットトリックの活躍などにより6-1で西目(秋田)を撃破し初戦を突破した。 初出場の明誠(島根)と対戦した愛工大名電(愛知)は6-3の大勝。札幌大谷(北海道)と藤井学園寒川(香川)の一戦はPK戦の末に札幌大谷が勝利を収めた。松山北(愛媛)は東海大山形(山形)を1-0で下し2回戦進出。また東北学院(宮城)は3-1で奈良育英(奈良)を下している。