【地方競馬】NARグランプリ2020表彰馬の選定経過・得票数発表 2歳牝馬・3歳牡馬が大接戦に
13日に発表されたNARグランプリ2020の表彰馬について、優秀馬選定委員会(出席委員12名、内1名は委員長)の選定経過や、各馬の得票数は下記のとおり。 ◆2歳最優秀牡馬 11票 アランバローズ 全会一致 ◆2歳最優秀牝馬 6票 ソロユニット 5票 ケラススヴィア エーデルワイス賞を好時計で制したソロユニットに対し、東京2歳優駿牝馬で同馬との直接対決を制したケラススヴィアを高く評価する意見もあった。活発な選定協議の結果、ダートグレード競走を制した実績とレーティング上位が決め手となり、僅差でソロユニットが選ばれた。 ◆3歳最優秀牡馬 6票 エメリミット 5票 ブラヴール 昨年同様に候補馬が多く、最も混戦となったのがこの部門。東京ダービー覇者エメリミット、京浜盃覇者ブラヴール、ダービーグランプリ覇者フレッチャビアンカ、楠賞覇者サロルンの4頭に票が分かれた。委員会規定により過半数の得票を得るまで決選投票となった結果、この部門も僅差でエメリミットが選ばれた。 ◆3歳最優秀牝馬 11票 アクアリーブル 全会一致 ◆4歳以上最優秀牡馬 10票 サブノジュニア 1票 カジノフォンテン 重賞2勝の他、東京大賞典でクビ差2着と迫ったカジノフォンテンを高く評価する意見もあったが、JpnI制覇の実績からサブノジュニアが、この部門の選定馬となった。 ◆4歳以上最優秀牝馬 11票 サルサディオーネ 全会一致 ◆ばんえい最優秀馬 11票 オレノココロ 全会一致 ◆最優秀短距離馬 10票 サブノジュニア 1票 該当馬なし 2019年の年度代表馬で、2020年も1年を通じて活躍したブルドッグボスを称える意見も選考過程で聞かれた。 ◆最優秀ターフ馬 11票 該当馬なし 全会一致 ◆年度代表馬 11票 サブノジュニア 全会一致 ◆ダートグレード競走特別賞馬 11票 クリソベリル 川崎記念覇者チュウワウィザード、東京大賞典覇者オメガパフュームを、帝王賞とJBCクラシックの2戦でねじ伏せたクリソベリルが、全会一致で選定された。 (NAR地方競馬全国協会のリリースより)