【J1採点&寸評】神戸1ー0大分|決勝弾の古橋を最高評価!前半に勝負をかけた三浦采配がズバリ
神戸――山口が絶妙なフィードで古橋の決勝弾をアシスト
[J1リーグ8節]神戸1-0大分/4月7日(水)/ノエビアスタジアム神戸 【チーム採点・寸評】 神戸 6 三浦監督が「前半15分が勝負だった」と話す通り、立ち上がりのハイプレスで主導権を握った。古橋の先制点を守り切り、今季3度目のクリーンシートで3連勝。 【動画】古橋のセンスあふれるバックヘッドが決勝弾!大分戦のハイライト 【神戸|採点・寸評】 GK 1 前川黛也 6 前半から落ち着いてプレー。危ない場面は前半の渡邉のバー直撃くらい。安定感のあるフィードも目立った。 DF 23 山川哲史 6 右SBで先発。3分に福森からボールを奪ってカウンターを仕掛けるなど積極的なプレスが光った。 17 菊池流帆 6.5 伊佐とのエアバトルやフィジカル勝負を制した印象。縦パスやクロスへの対応もよく完封勝利に貢献。 3 小林友希 6(84分OUT) 37分にボールロストから決定機を作られた。だが、47分の酒井へのフィードなど高いクオリティも見せた。 24 酒井高徳 6.5 町田を視野に入れながら松本へ強度の高いプレスでほぼ仕事をさせず。47分には郷家へ絶妙クロスも。 MF 6 セルジ・サンペール 6(84分OUT) 強度の強い守備に加え、持ち味のキープ力と展開力でポゼッションの中心に。攻守でリズムを作った。 5 山口 蛍 6.5 町田や小林裕への厳しい守備はもちろん、絶妙なフィードで古橋の決勝点をアシストするなど勝利に大きく貢献。
神戸――プレスから決定機も作り、郷家が攻守で貢献
20 井上潮音 6(84分OUT) 運動量を活かし攻守で存在感。酒井、山口とのトライアングルを形成し、左サイドで起点を作った。 31 中坂勇哉 6(60分OUT) 右のサイドハーフで先発。守備では強度の高いプレスで三竿や福森を自由にさせず。攻撃でも山川とともに右サイドを攻略。 FW 7 郷家友太 6.5 25分には羽田からボールを奪って自ら決定機を作るなど攻守で貢献。47分のヘディングシュートは惜しかった。 MAN OF THE MATCH 11 古橋亨梧 7 献身的なチェイスで大分のビルドアップを狂わせた。11分には見事なバックヘッドで決勝点。文句なしのMOM。 交代出場 MF 37 増山朝陽 5.5(60分IN) 中坂と交代。72分にはエリア内でパスを受けて山口の決定機を演出。だが、それ以外は福森に守られた印象。 DF 19 初瀬 亮 ―(84分IN) 井上と交代し、左サイドでプレー。クロスなどで存在感を放ったが決定的な仕事はできず。出場時間が短く採点なし。 DF 26 櫻内 渚 ―(84分IN) 小林友と交代。積極的に攻撃参加したが、崩し切るまでには至らず。出場時間が短く採点はなし。 FW 9 藤本憲明 ―(84分IN) サンペールと交代し、トップへ。前線での果敢なプレスで逃げ切りの一助に。出場時間が短いため採点はなし。 監督 三浦淳寛 6.5 前半15分の強度を高めて主導権を握るなど試合をうまくコントロール。練習を含めチームを見事にまとめている。 ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。