日本海側で雨雲・雷雲が発達…落雷やひょうに注意 北陸は土砂災害に警戒【雨雪シミュレーション】上空の寒気で大気の状態は非常に不安定
きょう29日(金)は、北日本から西日本の上空に流れ込む強い寒気の影響で、日本海側を中心に雨雲・雷雲が発達しています。 【写真を見る】日本海側で雨雲・雷雲が発達…落雷やひょうに注意 北陸は土砂災害に警戒【雨雪シミュレーション】上空の寒気で大気の状態は非常に不安定 あす30日(土)にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで落雷や激しい突風、急な強い雨に注意が必要です。 「ひょう」や「あられ」にもご注意ください。また、北陸では12月1日(日)にかけて土砂災害に警戒が必要です。 ■日本海側を中心に雨雲・雷雲発達中 日本気象協会 tenki.jpによりますと、29日(金)は湿った空気や北日本から西日本の上空に流れ込む強い寒気の影響で、日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となっています。 日本海側の地域や九州などで雨雲が発達し、雨がザッと強まったり、雷が発生したりしているところがあります。 新潟県では村上市の高根で29日午前6時40分までの12時間降水量93.5ミリを観測。佐渡市羽茂で午前0時30分までに56.5ミリを観測し、いずれも11月の12時間降水量1位の値を更新しています。 ■あす30日にかけて落雷、ひょうに注意… 北日本から西日本では、29日(金)から30日(土)にかけて、大気の状態が非常に不安定となるところがある見込みです。 日本海側を中心に雨が降りやすく、急に雨が強まったり、雷雨になったりする所があるでしょう。 急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。また、「ひょう」や「あられ」が降る可能性がありますので、ご注意ください。 あす30日(土)は東日本から西日本の太平洋側では次第に晴れのエリアが広がる見込みです。 ■北陸は12月1日にかけ土砂災害に警戒 北陸ではあす30日(土)にかけて大雨となるおそれがあり、その後も12月1日(日)にかけて雨の降りやすい状態が続く見込みです。 30日(土)正午までの24時間に予想されている降水量は、多い所で60~80ミリ。その後12月1日(日)正午までの24時間は50~100ミリです。 これまでの雨や地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。28日(木)や26日(火)の地震で、不安を感じている方も多いと思います。12月1日(日)にかけて、土砂災害に注意・警戒しながら、できるだけ安全を確保できる場所で、暖かくしてください。
■雪と雨のシミュレーション 29日(金) ■雪と雨のシミュレーション 30日(土) ■雪と雨のシミュレーション 1日(日) ■雪と雨のシミュレーション 2日(月) ■雪と雨のシミュレーション 3日(火)
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