大阪パビリオンの名称「目的がそのまま名称に」大阪・吉村知事会見7月13日(全文2)
大阪府の吉村洋文知事は13日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「新型コロナ「第7波に入った」 大阪府・吉村知事が定例会見(2022年7月13日)」に対応しております。 【動画】新型コロナ「第7波に入った」 大阪府・吉村知事が定例会見(2022年7月13日) ◇ ◇
確保病床の上増しは考えているのか
司会:それでは府政、公務に関する質問をお受けいたします。質問される方につきましては挙手の上、社名とお名前をよろしくお願いいたします。それでは、幹事社の共同通信さん。 吉村:あ、すいません。7月15日から19日までがATCで、7月20日以降、当面の間は大阪市役所の正面玄関のホールの中に展示をしていきます。失礼しました。 共同通信:共同通信の丸田と申します。コロナに関して幾つかお尋ねします。新規感染者数ですが、昨日時点で9000人を超えておりまして、今後も拡大が見込まれるというお話です。今日の感染者数について1万人台に乗るか、その辺り、概数、報告されていればお願いします。 吉村:これについては、また夕方、正確な数字が出てきますので、そのときに発表させてもらいたいと思います。 共同通信:病床使用率、あとあるいは宿泊療養施設の使用率の関連なんですけども、同じように感染が増えている東京とかは、昨日でしたか、確保病床5000から7000、なので1.4倍、2週間後をめどに確保するというようなことが出ておりました。大阪でも同じように病床、あるいは宿泊療養施設、それぞれ、12日現在で3800、9800となっておりますけども、これの上増し確保っていうのは考えてるんでしょうか。
病床や宿泊療養施設は現状確保している分で賄えるか
吉村:もともと病床については軽症、中等症がさらに600床増床して、約4000床です。宿泊療養については1万室です。これが今の、現時点の数ですので、この運用数自体を今どんどん上げていっているという状況です。ただ、この例えば4000の軽症、中等症の病床が一気に何千に上がるということはないというふうに思います。この病床の確保の拡大については要請もしながら、この対応をしていきたいというふうに思います。 重症が600床ですから、合計で4600床が今の大阪の病床。病床の確保の要請も当然していきますし、それから病床の確保数に入ってない数として、その病院でクラスター等が発生した場合にはそちらの病院の中でこれは確保をお願いしますと。ですので、この4600にある意味カウントしない病床数もあるというのが現状です。管理してるのが4600ということになりますが、もう全ての病院で基本的には対応してもらいたいというのを、この間、準備をしてきましたので、非コロナ病床であったとしても、コロナの初期治療はできるようにということを要請してきました。 ですので、非コロナ病床、病院であったとしても、自院でもともと病気のある方がコロナになった場合には基本的な初期治療はそちらでやっていただくというようなことも、さらに要請をしていきたいというふうに思っています。 共同通信:今回のこの第7波が第6波と同じような上がり方をした場合というのは、この病床の数であったり、宿泊療養施設の数っていうのは、今、現状確保してるもので賄えるというご判断なんでしょうか。 吉村:大切なこととして、初期治療が重要だと思ってますので、まず陽性になった場合、とりわけ高齢者の場合、高齢者施設もそうですけども、そちらで初期治療を受けられるようにするという体制を、この間、整えてきました。これはもう皆さんもご承知のとおり、ずっとやってきたところですので、まずそれをしっかりやっていくということです。 その上でどうしても中等症になっていくというような方で入院が必要な方については入院をすると。全て入院というよりは、特に高齢者の方は本当に入院したほうがいいのかという議論もあります。とりわけ介護が必要な方。もともとのお住まいのところで治療を受けたほうが、その後のことも考えるといいのでないかという議論も、これは当然あるわけで。