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容姿や体型をイジるひどいセリフ…人のコンプレックスをあおる動画広告、あなたは広告と割り切れる?

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まいどなニュース

人は誰しも、もっと綺麗になりたいとか、カッコよくなりたいという気持ちをもっているものです。コンプレックスを持っていない人はほとんどいないのではないでしょう。通販業界でもコンプレックス商材がよく売れると言われています。そのため、人のコンプレックスをあえて刺激するような広告を出したり、あおったりします。 【写真】我が子のことなら、いっそう気になります あおり広告に見慣れすぎているのか、疑問も持たずにスルーする人が多いと思いますが、最近動きがあるようです。署名サイト「Change.org」で「YouTubeでよく見る体毛や体型などに関する卑下の広告、やめませんか?」という署名活動が行われ、2020年7月9日時点で、約3万人が署名をしています。 「広告なんだし過剰反応だよ」という人がいる一方で「こんな気分の悪い嫌な広告を見せられるのもデジタルハラスメントだ」という意見もあるので、あらためて考えてみることにしました。 ■セリフが冷酷でひどい! 問題となってるCMは、複数ありますが、例えばこんなストーリーです。    ◇   ◇ 容姿について男子生徒にイジられてる女子高校生。でも庇ってくれている先生がいます。卒業式、この女子高生は先生に告白をします。しかし、先生は「俺、単なるデブには興味ないわ。教え子かつJKだから興奮できたけど、卒業したお前はただのデブ。すまん。デブは恋愛対象外なんだ」    ◇   ◇ なんだか、とんでもなく冷酷な台詞です。 そして、悔しいからと、女子高生は痩せるサプリを飲むことに。…つまりこの広告の商品である痩せるサプリへ誘導する展開でした。自分をよりよく見せたいと思うのはいいのですが、体の特徴を取り上げる広告、そして教員が生徒を侮辱するような表現を平気で行うようなことはどうなのでしょう。私は設定が気になりました。 ■まずは大人が違和感を 不適切な広告は削除対象に YouTubeを見ている小学生や中学生などのお子さんも多いでしょう。 1つの動画を見るなかでも広告が何回も表示されることがあります。そのなかでも、漫画という子どもも興味がある見せ方であるからこそ、スキップをせずに見てしまうことが大人よりもあるかもしれません。 私のところに相談にこられる保護者の方のなかで子どもが「体型のことでからかわれている」という悩みは、非常に多いです。 小学校、中学校、高校を通して、体型に関することを他人に言われたことはありませんか。小学校の低学年だと、チビ・デブ・出っ歯等。中学生になると、そのからかいは、ますます深刻になります。 単なる広告だから気にすることはないと思う一方で、あまりに過激な表現をしたり、ひどい言葉をなげかけたりすることはやはり考えもの。嫌なら見なければいいというかもしれませんが、子どもの目にまったく触れないようにするのは難しいでしょうし、行き過ぎた表現に対しては、大人が違和感をもつことから、はじまるのではないでしょうか。 新聞報道によると、グーグル社は、外見上の特徴を侮蔑する内容の動画広告について、新しい削除システムを導入。不適切な広告を削除する方針のようです。広告を作る側、そして広告を配信する側の取り組みに期待したいところです。 ◆くま ゆうこ デジタルハラスメント対策専門家。株式会社マモル代表取締役社長。自身の強みであるWebマーケティングのノウハウを活かし、 いじめや組織のハラスメントを未然に防ぐシステム「マモレポ」を開発する傍ら、学校コンサルティング、いじめ・ハラスメントのセミナー登壇、執筆を行う。

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