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ファンの飢餓感はどこへ……「巨人VS阪神」開幕戦の視聴率に日テレ関係者はガッカリ

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デイリー新潮

 6月19日に行われた“史上最遅”のプロ野球開幕戦。言うまでもなく、伝統の一戦「巨人VS阪神」が一番の目玉だった。生中継したテレビの視聴率は10・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と、ここ数年とほぼ同じだった。「ファンの飢餓感は相当あったはずなのに……」と肩を落とすのは日テレ関係者だ。果たして、プロ野球は“オワコン”なのか。 【写真】「賭けゴルフ」告発男性と原監督のツーショット  ***

 19日のラテ欄からも、開幕戦にかける日テレの意気込みは伝わってきた。 《「さあ、ここからだ」史上初・3カ月遅れの歴史的開幕戦…無観客だからこそ熱い応援を届けよう▽特等席カメラからの迫力の映像▽新企画始動亀梨とリモート観戦! 井森美幸ノンスタ井上が熱烈応援▽高級和牛プレゼントも(最大延長9.54まで、以降変更の場合あり)》  ちなみに“特等席カメラ”とは、通常ならなかなか座ることのできない、バックネット裏の最前列、エキサイトシート最前列に設置したカメラのことだ。無観客だからこそ可能なカメラ位置だった。放送枠も1時間の延長まで覚悟していた。  ゲームは巨人の逆転で3-2と阪神を下し、おまけに球団通算6000勝という記念すべき日となった。だからこそ、日テレ関係者は嘆く。 「それでも10・7%でした。裏番組のテレビ朝日『ザワつく! 金曜日』は13・0%、フジテレビの『超ド級! 世界のありえない最強映像55連発』(11・4%)にも負ける始末で……」  同じく日本テレビ系で中継された同カードの第2戦(20日)は関東地区が7・3%、第3戦(21日)は5・8%だった。いずれもデーゲームで巨人が快勝したが、延長放送の予定はなく、第2戦は午後2時からの3時間、第3戦は午後2時からの2時間枠だった。 「昼の中継ですから、7・3%なら合格点。5・8%は前年並みと言ったところでしょうか。コロナ禍で開幕が遅れに遅れて、ようやく始まったというのに、スタートからこれでは先が思いやられます。今の時代、地上波は若い人が見てくれないとスポンサーもつかず、スポットCMも入りません。ですから、日曜夜に『世界の果てまでイッテQ!』を潰して、巨人戦を放送しようとは誰も思いません。そのため、土日はナイターではなく、デーゲームの原則が生まれました。しかし、今年はコロナ禍で、みな疲れ切っています。日テレは20試合の放送を予定していますが、その中でナイターを増やそうという話も出ているそうです。バラエティ班を休ませることもできますからね」(同)  かつて、巨人戦はキラーコンテンツと言われた。特に日テレは巨人の主催試合は全試合生中継、延長ありが当たり前で、途中で中継をやめようものなら抗議の電話がテレビ局に殺到したほどだ。いつから“オワコン”扱いされるようになってしまったのだろう。

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