明豊/大分 10年ぶり2校出場、両校に選抜旗 /大分
<センバツ甲子園> ◇明豊・表主将 優勝目指したい/大分・足立主将 甲子園への実感 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に県内から出場する明豊高校と大分高校に19日、開会式で掲げる選抜旗が授与された。県勢の選抜出場は7年ぶりで、2校出場は10年ぶり。【田畠広景、白川徹】 10年ぶり3回目の選抜出場の明豊では、野球部員約50人が授与式に出席。選抜旗を受け取った表悠斗主将(2年)は「うれしい気持ちと緊張感がさらに大きくなった。ベスト4以上、そして優勝を目指して頑張りたい」。川崎絢平監督は「チームは『甲子園の舞台に立つぞ』という気持ちで良い雰囲気だ。総合力で勝ち上がりたい」と意気込んだ。選手らは別府市の八幡朝見神社で必勝を祈願した。 大分は選抜初出場。野球部員30人が見守る中、選抜旗を受け取った足立駿主将(同)は「選抜旗を手にし、『本当に甲子園に行くんだ』という実感が湧いてきた。まずは1勝。そして日本一を目指したい」と話し、気合を入れた。授与式後の壮行会では、生徒約1000人が集まり、選手らに拍手とエールが送られた。松尾篤監督は「感謝の気持ちを忘れず、泥にまみれて頑張りたい」と語った。