「t.A.T.u.の匂いが」契約解除発表のNewJeans、賛否飛び交うなかMステ出演にも心配の声 “救世主”探しも
韓国の5人組ガールズグループ・NewJeansが28日に韓国・ソウルで緊急記者会見を実施。所属事務所ADOR(アドア)との“専属契約解除”を発表した。 ■【画像】「t.A.T.u.の匂いが」専属契約解除発表のNewJeans、賛否飛び交う中『Mステ』出演へ■ New Jeansをデビューさせた育ての親であるミン・ヒジン氏と、ADORの親会社であるHYBE(ハイブ)の対立が発端となった今回の騒動。 今年4月、ミン氏がHYBEの経営権を奪おうとしたとされる背任疑惑が浮上し、8月27日にADORの取締役会がミン氏の代表取締役を解任。ADOR側はミン氏の社内取締役職は維持したまま、New Jeansのプロデュース業も引き続き担当すると公表したが、以降も両者の対立関係は改善されず、NewJeansと事務所の関係も悪化していった。 11月13日、New JeansはADORに、14日以内のミン氏の代表復帰、10月に浮上した職場内いじめ問題の公式な謝罪などを要求。これが受け入れられない場合は、専属契約を解約するという内容証明を送っていた。 「会見では、New Jeansメンバーが“私たちの要求に応じた是正は行われていない”として28日0時をもって専属契約を解除すると発表。すでに契約されているスケジュールは予定どおリ行なうとする一方、騒動の責任はADORとHYBEにあるとし、“違約金を払う必要はない”“ADORから出て、私たちが心からやりたい活動がしたい”などと主張しました。 一方のADOR側も同日、会社側からの回答を待たずに会見を開いたことに遺憾の意を表明した上で、“ADORとNewJeansメンバー間に締結された専属契約は依然として有効である”という旨の声明文を出しています。 現時点では双方の主張が真っ向から食い違っており、事態は混迷を深める一方です」(女性誌ライター) ほかのガールズグループとは一線を画す“レトロ&ノスタルジック”なコンセプトで、韓国のみならず、日本でも幅広い世代から支持を集めてきたNew Jeans。 今後の活動が不透明な状況に《今年でメンバー見れるの最後なの?》《潰れて欲しくない》《頑張ってほしい》といった悲しみの声やエールが上がる一方、《ワガママすぎないか?》《契約されてる側が経営に口出ししたら、こうなるわな》《泥沼すぎてどちらもイメージ悪すぎる》といった賛否入り混じった反応がみられる。 さらに、目下の懸念もあるようで……。 「New Jeansは29日夜に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演が発表されていますが、万が一、両者の条件が折り合わないということになれば、出演ができない可能性もゼロではないのでは――などと心配の声が寄せられています。 SNS上には《t.A.T.uの匂いがする》《t.A.T.u以来のドタキャン?》といった声も上がっており、2003年にロシアの女性デュオ、t.A.T.uが『Mステ』の途中で行方をくらませた“ドタキャン騒動”のような状況になるのでは、と心配するファンも少なくないようです。 t.A.T.uの時は、すでに演奏を終えていた4人組ロックバンド、THEE MICHELE GAN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)が急きょ別の曲を演奏して時間を埋め合わせ、何とか事なきを得たのですが……。 29日の『Mステ』には、ベテラングループであるゴスペラーズが出演。New Jeans以外の出演者は若手が中心なので、《場を持たせられそうなのがゴスペラーズしかいないだろ》《ミッシェルガンエレファントばりにゴスペラーズさんがかますか》など、イレギュラーな事態に対応できる万一の際の“救世主”として、期待の声も寄せられています」(前同) 多くのファンが悲しみと混乱に陥ったNew Jeansの契約解除発表。いずれにしろ、今夜の『Mステ』で彼女たちの現況をうかがい知ることができそうだ。
ピンズバNEWS編集部