【京都金杯追い切り】ドゥアイズはラスト1ハロン11・3秒! 武豊とのコンビで待望の重賞初Vへ
[GⅢ京都金杯=2025年1月5日(日曜)中京競馬場、芝1600メートル(4歳上)] 2025年最初のJRA重賞で、初のタイトル奪取を狙うドゥアイズ(牝5・庄野=馬齢は新年度の表記)は31日、栗東ウッドコースで追い切りを消化。ラストの感触を確かめられる形で、6ハロン85・3-11・3秒のタイムをマークした。 フットワークが大きいためスピード感を感じさせなかったが、1ハロンのタイムを見ても状態はかなり良さそうだ。笠原助手も「前回を使ってガスが抜けましたね。落ち着きが出ました。雰囲気が良くなりましたね」と好感触を告げる。 前走のGⅢターコイズSは休み明けに加えて、外めの14番枠からの競馬。3着とはいえ、改めて底力を示す内容だった。しかし、陣営が望む結果は銅メダルではない。 「いい競馬はしてくれたと思いますし、毎回、一生懸命に走ってくれる馬です。重賞を勝つまで、あと一歩のところまで来ているんですけどね…」。もどかしそうに口にするのも無理はない。これまでの重賞成績は2、3、2、5、9、10、5、4、4、3着。実に10戦中8戦で掲示板に載っている。 今回は、初コンビとなる武豊を鞍上に迎えて臨む一戦。「あれだけのジョッキーですしね。ドゥアイズの新味を引き出してもらえれば」と同助手は期待を込めた。
東スポ競馬編集部