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1~6月のベースメタル生産、電気銅は2年ぶり増加。亜鉛は9年ぶりの低水準

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鉄鋼新聞

 経済産業省がまとめた生産動態統計によると、20年上期(1~6月)のベースメタル生産量は亜鉛が前年同期比で1割近い減少となったが、銅と電気鉛は前年同期を上回った。銅は輸出が好調だったため出荷量も前年同期を上回り、生産量、出荷量ともに2年ぶりの同比プラスとなった。亜鉛は主力の亜鉛めっき鋼板向けの低迷で出荷量も1割超の減少。生産量、出荷量とも東日本大震災で製錬所に影響を受けた11年上期以来、9年ぶりの低水準に落ち込んだ。  電気銅は生産量が前年同期比3・8%増の78万7072トン、出荷量が同比5%増の72万7654トンだった。生産は前年同期に一部製錬所で定修があった反動増で2年ぶりに前年同期を上回り、過去最高水準だった18年の80万トン台には届かなかったが高水準の生産量となった。出荷は新型コロナウイルスの影響で内需が低調となったが、年初から輸出が好調に推移したため2年ぶりの同比プラスとなった。  亜鉛は、生産量が同比9・5%減の24万6071トン、出荷量が同比11・9%減の23万6622トン。生産量は一部製錬所で大規模定修があったことなどから2年連続の同比マイナスとなり、出荷量も2年連続で前年同期を下回った。  電気鉛は、生産量が同比2%増の9万5916トンで2年ぶりの同比プラス、出荷量が同比1・8%増の9万2782トンで2年連続の同比プラス。出荷量は年前半に好調だったが、3月以降は新型コロナウイルスの影響などで減速し、1~6月累計では前年同期並みにとどまった。  一方、6月単月では電気銅は生産量が前年同月比1・9%増の13万1993トン、出荷量が同比0・6%減の12万5313トン。生産は3カ月ぶりの同比プラス、出荷は2カ月連続の同比マイナス。亜鉛は生産量が同比16・9%減の3万7421トンで4カ月連続の同比マイナス、出荷量が同比13・9%減の3万7660トンで4カ月連続の同比マイナス。電気鉛は生産量が同比5・2%増の1万6851トンで2カ月連続の同比プラス、出荷量が同比7・5%減の1万4834トンで4カ月連続の同比マイナスだった。