片づけ上手が「12月真っ先にすること」3つ/年末ラクする片づけ&掃除
年末年始は家族とゆったり過ごしたいと思っても、大掃除や片づけに追われてしまいがち。そこで今回は、年末年始がラクになる12月頭にしておくといい片づけ・掃除を3つご紹介。整理収納アドバイザー・クリンネスト1級のhanaさんが語ります。 【写真】12月初旬までに掃除しておくといい場所は?
不用品は混みあう前に捨てておく
最初に取りかかりたいのは「不用品の整理」です。家の中を見渡して、使っていないものや必要のないものを今のうちに手放しておきましょう。 とくに、粗大ゴミの処分は年末に近づくと受付が混雑するため、今のうちに手続きを済ませておくとスムーズです。リサイクルショップやフリマアプリを利用して手放す場合も、早めに行動することで余裕をもって進められます。 クローゼットや玄関、キッチンを中心に、この1年間使わなかった衣類、バッグ、靴、消費期限ぎれの食品、使わなくなった食器や家電などをチェックしてみましょう。ものが減ると掃除もしやすくなり、年末の大掃除の効率もグンとアップしますよ。
年末年始のイベントに備えて冷蔵庫の片づけ&掃除
年末年始はクリスマスやお正月などイベントが多く、食材の買いこみで冷蔵庫がパンパンになりがち。そこで、今のうちに片づけておくと、これから増える食材を収納するスペースができるとともに、庫内の掃除もできて一石二鳥。 まずは、冷蔵庫の中身をすべて出します。今の時期なら、食材を出しても傷む心配がほとんどありませんよ。次に、消費期限がきれた食品や使いかけで残っている調味料などを確認し、不要なものは処分します。最後に、棚や引き出しを拭く、もしくは外して中性洗剤で洗い、元に戻せばリセット完了です。 すっきり片づいた冷蔵庫は、年末年始の料理準備もスムーズに進められますし、重複買いや食品ロス防止にもつながりますよ。
暖かさが残るうちに水を使った玄関掃除も
玄関は“家の顔”とも言われる場所。年末年始は来客が増えるので、今のうちにしっかりと水を使った掃除をしておくと安心です。 まずは、床掃除。水拭きだけでは落としきれない床の黒ずみは、水を含んだメラミンスポンジで軽くこすると、みるみる汚れが浮いてきます。その後、乾いた布で水気を拭き取れば、ピカピカになりますよ。 また、普段あまり気にとめないゲタ箱の中も、意外と汚れているもの。靴をすべて取り出して棚板を1枚1枚水拭きし、風をとおすことでさわやかな空間になります。 寒い時期に水を使った掃除はつらいですが、今ならまだ暖かい日もありますよね。今のうちに水を使った本格的な掃除をしておくと、年末に焦ることなく、清潔な状態で新年を迎えられますよ。 まとめて掃除や片づけをするのではなく、先にした方が効率的なことは「今」済ませておくことで、年末の負担を大幅に減らすことができます。新年を気持ちよく迎えるためにも、今日から少しずつ始めてみませんか? 先手を打つことで、年末年始を心穏やかに過ごすことができるはず。
hana