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「中国と欧米はウイルスのタイプが違う」コロナ患者の治療にあたる医師が語る “正しく恐れる方法”とは?

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MBSニュース

今年2月、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で大規模な感染拡大が起きた「新型コロナウイルス」。「大阪はびきの医療センター」(大阪府羽曳野市)で感染症対策チームの委員長を務める橋本章司医師は、いち早く患者3人を受け入れた。「見えない敵」、「未知のウイルス」の「新型コロナウイルス」。緊急事態宣言は解除され、感染者の大幅増は見られなくなったもののまだ、油断はできない。いかにして予防し、正しく恐れるか。橋本医師に聞いた。

緊張感が高まる中での患者受け入れ

―――病院は広大な敷地にありますね。 1952年に「大阪府立結核療養所羽曳野病院」、つまり結核患者の専門病院として開所しました。今ある高層の病棟は1973年に建てられたものです。結核患者は減ってきていますが、色々な感染症に大阪府として対応する12ある感染症指定医療機関の1つとなっています。

―――今年2月、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で「新型コロナウイルス」に感染した乗客3人が病院に運ばれてきました。 今年2月21日の深夜2時に運び込まれてきました。なるべく、ほかの人たちと接触しないためです。患者はみな疲れていましたし、医療スタッフには緊張感が高まっていました。当時はまだ「新型コロナウイルス」がどのようなものなのか、よく分かっていませんでしたから。これまでに受け入れた「新型コロナウイルス」の患者は68人(2020年5月末時点)。感染拡大に対応するため、今年3月下旬に病棟の一部を「新型コロナウイルス」の患者専用にしました。

意外と知らない「正しいマスクの着け方」

―――感染症患者の病棟を見せて頂きたいのですが。まず、マスクの着用ですね。 意外とみなさんご存知ないのですが、マスクには正しい装着法があります。マスクの表側は水をはじくようになっていて、内側はケバ立っています。このケバ立っているほうを内側にします。装着する前にマスクの上の針金の部分をつまんで、鼻の形を作って、耳にあてます。 ―――マスクが下にずれてしまった場合は? マスクが下にずれてしまうと、ついついマスクの中心をつまんで上げてしまいます。これは駄目です。ちょうどマスクの中心部は、口から飛んだ飛沫が付く場所です。この場所をつまんで摺り上げると飛沫がついた部分が顔のほかの部分についてしまいます。正しくはマスクの横を持って全体を一度顔から十分に離して、顔のほかの個所に飛沫のついた部分が触れないように注意して、装着し直すのが正しい方法です。