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成田凌も唸る! 行定勲監督が現場で経験した、芦田愛菜の天才的な“泣く”演技とは?

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TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。9月14日(月)のお客様は、映画監督の行定勲さんと俳優の成田凌さんです。ここでは撮影現場での“泣くシーン”について振り返っていきます。

◆8歳の芦田愛菜、当時から“天才”だった!?

行定:やっぱり子役の子ってパッとカメラを見ちゃうじゃない? 成田:見ちゃう。目に入っちゃうんですよね。 行定:でね、すごい経験を昔にして。「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」(2014年)って映画を撮ったときに、芦田愛菜ちゃんが主役だったんですけど。 成田:観ました。 行定:俺にとっても、すごい自信作として作っていたんだけど、何が自信作になったかと言うと、芦田愛菜ってすごくて。 成田:当時から。いくつぐらいですか? 行定:8歳でしたね。8歳の彼女の何がすごかったかって言うと、お金持ちの家の大理石の冷たい床で愛菜ちゃんが寝転がっていたら……その家の事情が、お父さんが別のところにいて、お母さんが離婚の話をしていて、友達の気持ちになってその少女がそれを思いながら涙を流す、というシーンがあるんですよ。 で、愛菜ちゃんは本番前にカメラがどこから撮っているのかというのを、チラッと確認したんです。リハーサルのときから「ここで泣くよ」って言ったら、愛菜ちゃんはいつもガチだから、涙を流すのね。もったいないから本番で流せばいいからって思っていたんだけど、リハのときは右目から涙が流れていたの。でも、カメラは左側から横位置で撮っていたわけ。そうしたら愛菜ちゃん、そのカメラの位置をパッて確認したあと、本番のときには左目から涙を流してたの! 成田:天才だぁ!

◆成田凌、“泣く”シーンで漂う特殊な現場の空気が苦手!?

行定:今回「窮鼠はチーズの夢を見る」(行定勲が監督をつとめる映画。現在公開中)でも成田が泣くシーンがあるじゃん。“泣く”ってどうなの? プレッシャーなの? やっぱり。 成田:プレッシャーはちょっとありますけど、最近はリラックスして撮影に臨めるようになりました。やっぱり“泣く”って特殊な現場の空気が流れるじゃないですか。最近は、「いつでも撮り始めていいっすよ」って言うようにして、無理なら無理で。 行定:で、「もう1回(涙を流すシーンの撮影に)行こうか」とか言われたりして。 成田:あれ、1番しんどいですよね(笑)。 行定:俺も脚本家とかも「そこで泣く」って指定をしている訳じゃん、一応はね。でも、俺はよく「泣かなくてもいいよ」って言っています。泣かなくても気持ちが入っていればいいんだから。とは言いつつ、やっぱり本番のときは祈るような思いがちょっと出てくる。 成田:ですよね。ちょっとカット尻が伸びていたりすると、「あ、俺待ちだ」みたいな空気が現場に漂いますよね(笑)。 行定:追い込まれるんだね(笑)。 成田:究極の話、泣かなくてもいいって僕も思いますけど、必要なときって絶対あるじゃないですか。やっぱみんなが祈っている感じはあります。僕も人の芝居を見ているときとかは、祈ります。「ためて、ためて、そうそうそう、もっとだ、もうちょい頑張れ!」っていう気持ちは、(涙を流す芝居を)受ける側も感じますよね。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」9月14日(月)放送より)

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