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43年ぶりの優勝に五輪出場、豪中韓を倒したアジア4連覇の軌跡【FIBA CLASSIC GAMES日本女子編】

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バスケットボールキング

 FIBAの公式YouTubeで毎日配信されている『FIBA CLASSIC GAMES』を紹介する第3弾は『女子日本代表アジア4連覇の軌跡』。CLASSIC GAMESに配信されているのは2017年のFIBA女子アジアカップ決勝だけだが、アーカイブとして残る映像からアジア4連覇を振り返ってみたい。  アジアカップの戦いは日本がバージョンアップしていく歴史そのものだ。2013年はこれまでなかなか勝てなかった中国と韓国の両国を倒し、2015年は12年ぶりとなるオリンピックへの扉を開け、2017年からは世界有数の強豪オーストラリアを倒している。4連覇を振り返れば、走力を生かした戦い方は不変でありながらも、3ポイントとピック&ロールを使った戦術が多様化し、インサイドのディフェンスが強化され、進化していることが分かる。 文=小永吉陽子

2013年決勝 日本 65-43 韓国アジア3位からの脱却。黄金期を告げる43年ぶりのアジア制覇

●決勝フルゲーム https://www.youtube.com/watch?v=c5Osk0K0fsw  2012年のロンドンオリンピック出場を逃し、再スタートを切った大会。スタメンは長くガードコンビを組んでいる大神雄子と吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)、インサイドの要である大﨑佑圭、そして足首の負傷から復活した渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)とシューターとして台頭した宮元美智子という顔ぶれ。この大会ではシューターの宮元とディフェンスマンの櫻木千華(三菱電機コアラーズ)ら初の代表入りを果たした三菱電機組が存在感を示した。また渡嘉敷が平均17.1得点、8.9リバウンドと縦横無尽の活躍でMVPを獲得している。  グループラウンドでは韓国に延長までもつれ込む戦いをしいられ(78-71)、中国にも苦戦(62-55)するも、決勝で再戦となった韓国戦ではフルコートディフェンスを仕掛ける日本の脚に韓国はついてこられなかった。大会を通しては7試合で平均失点54.4という堅守で、1970年以来となる43年ぶりのアジア制覇へと駆け上がった。中国が若手育成中、韓国が世代交代期に差し掛かる中、日本は大会終盤になっても走れる選手層を見せつけ、これからアジアで黄金期が始まることを告げた大会になった。  試合後の映像にもぜひ注目してほしい。敵将のウィ・ソンウHC(ウリ銀行)と日本の選手一人一人が讃え合うシーンは、互いを知り尽くすアジアのライバルとしてリスペクトしあう心が伝わってくる。貴重な映像として、記憶に残しておきたいシーンだ。

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