武豊騎手(撮影：山中博喜)

　今週の武豊騎手は土日ともに京都で、土曜6鞍、日曜6鞍の計12鞍に騎乗する。 　日曜京都11Rの朝日杯フューチュリティステークス(2歳牡牝・GI・芝1600m)ではアルテヴェローチェ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)に騎乗する。7月札幌の新馬(芝1500m)では自らがまたがり、4番手から抜け出して快勝。続くサウジアラビアRCでは自身が海外遠征で騎乗できなかったため、佐々木大輔騎手とコンビ。大外一気で重賞初制覇を果たしている。今回は手綱が戻ってのGI参戦。能力的には間違いなく上位なので、21年のドウデュース以来となる3年ぶり2勝目を期待したい。 【写真】アルテヴェローチェこれまでの軌跡 　また、土曜京都11Rのタンザナイトステークス(3歳上・オープン・芝1200m)ではゾンニッヒ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)とコンビを組む。自身とのコンビでオープン2勝の実力馬。休み明けとなる点がカギだが、仕上がり次第で十分にチャンスがあるだろう。 ■今週の騎乗馬 14日(土)京都 1R・サウンドモリアーナ 7R・メイショウハダル 8R・キタサンシデン 10R・チカミリオン 11R・ゾンニッヒ 12R・テラメリタ 15日(日)京都 3R・チュウワチーフ 5R・ルクスコロン 6R・メイショウソウセキ 8R・ナムラブーニン 11R・アルテヴェローチェ 12R・アルーリングビュー