釣りガール最大の懸念はトイレ問題? 女性フィッシャーが釣りをするときに“気を付けること”とは
釣りはこれまで男性の趣味というイメージがありましたが、コロナ以降、釣りにハマる女性が増えています。自然と向き合い心身をリフレッシュできる素晴らしい趣味ですが、そこには女性ならではの不便や不安も……。今回は、女性が釣りを楽しむためのポイントをご紹介します。 【写真】釣り女子が気をつけるべき注意点をチェックする(全7枚)
釣りガールの最大の懸念点!? トイレ問題は準備で解決
まず、最も不便を感じるのがトイレ問題です。男性と違って、女性がその辺でトイレを済ませるということは難しいもの。現地に到着したら、トイレの場所はしっかりと把握しておきましょう。また公衆トイレがあっても、清潔でない場合やトイレットペーパーがないことも。そのため、水に流せるティッシュやトイレットペーパーを持参することをおすすめします。 なかにはトイレやトイレ周りに照明が届かず薄暗い場所もあるため、携帯できる照明グッズを持参すると安心。先輩アングラーの中には、いざというときのためにクルマに携帯トイレを常備している人も多いようです。
自衛は大事! 複数人行動や助けを呼べる場所で安全対策を
アウトドアで出会った人と友人関係になることもあるものの、あまり歓迎できない絡み方をしてくる男性もいるかもしれません。最初は一人は避け、女性だけのグループでもいいので複数人で行くのがおすすめ。もし一人で行きたい場合は、万が一の際に助けを呼べる環境を選ぶことが重要です。人が多い場所や、管理人がいる釣り堀や公園を選ぶのも有効。トラブルが起きたときに仲介してくれる人がいると安心ですね。
釣り人としてふさわしい服装・行動を心掛けよう
釣り場での服装は、おしゃれのためではなく機能性を重視しましょう。足元が悪く濡れている場所も多いため、動きやすい服装が求められます。短パンにはレギンス、半袖にはラッシュガードを組み合わせ、夏でも長袖長ズボンが基本。釣り針による怪我やちょっとした擦り傷などを防げます。さらに滑りにくいシューズやレインブーツを用意しておくと、さまざまな状況に対応できますよ。 釣り場でのマナーも事前に調べて、釣り人としてふさわしい行動を心掛けましょう。あまり知られていないマナーとして、「釣りスポットをむやみに明かさない」というものがあります。釣り人にとってどこで釣るかは重要なポイントであり、他の人に知られたくないもの。SNSで釣果を報告する際にも、場所が特定されないように配慮することが大切です。 事前の安全対策と適切な準備で、より釣りを楽しめます。初心者の方は慣れた人と一緒に行って、アドバイスを受けることから始めるといいかもしれませんね。釣りの魅力を存分に味わい、自然と向き合う時間を楽しんでください。
野中陽平