マイナビが“アルムナイ”とビジネスマッチング 元社員とチャンスをつなぐ交流会 転職時代は「終身信頼関係」が企業課題に
マイナビが、元社員(アルムナイ)と現社員が会する交流会を開催した。 交流会では、ビジネスマッチングに注力し、アルムナイは新たなビジネスチャンスを得ようと積極的に参加した。 専門家は、これからは元社員との関係構築が企業にとって重要になると指摘している。 【画像】名刺交換を行う現社員と“アルムナイ”と呼ばれる元社員
元社員と現社員がビジネスマッチング
現社員と元社員のつながりを強めて、新たなビジネスを生み出す交流会が開催された。 9月11日夜、マイナビが50周年を記念して、交流会を開催した。 参加者には、ある“共通点” がある。 参加者からは「2009年3月に辞めている」、「2011年に卒業した」などの声が聞かれた。 参加していたのは、マイナビを中途退職した元社員で、英語で「卒業生」などを意味する「アルムナイ」と呼ばれる人材だ。 今回は、100人以上のアルムナイが参加し、マイナビの現役社員も交ざり、同窓会のような雰囲気になっていた。 社員: 今いろいろ大変じゃん。 アルムナイ: いろいろね、いろいろある。 社員: セミナーとかするときに連絡します。 アルムナイ: そうですね、ぜひ。 古巣に対する理解の深さや、別の企業で働く経験を持ち合わせるアルムナイは、企業にとってビジネスパートナーになり得る貴重な存在だ。 そこで、今回の交流会は、ビジネスマッチングに特化した会場作りに注力した。 アルムナイが、現在行う事業のプレゼンエリアや、マイナビ側からアルムナイに依頼したい案件を紹介するエリアなども設置された。 こちらの女性は早速、マイナビ担当者とマッチングしていた。 仕事の話をくわしく聞きたい参加者は、商談エリアで、じっくりと情報交換を行うことができる。 アルムナイ(2024年2月に退社): 今もマイナビから仕事をもらっているので、そのマイナビからの仕事の輪が、ほかの事業部につながったらうれしい。 アルムナイ(約2年前に退社): 今はM&Aの仲介の会社をしている。今の仕事に少しでもつながればいい。名刺がいっぱい取れればいいと思っている。 「元」社員と「現」社員のつながりを強化し、新たなビジネスの種を生み出す交流会。 その見据える先には、何があるのだろうか。 マイナビ 人事統括本部・粟井俊介 統括本部長: アルムナイに、当社の今とこれからを知ってもらうことで、“じゃあこういうことができる”というアイデアを、僕たちも受け取らせてもらって、新しい事業・サービスを作り上げることにつながっていけばいい。
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