中日・藤嶋健人、減量で来季の”離脱ゼロ”誓う「体重が増えすぎると、体の負担が大きくなる」「筋肉を落とさないように、体脂肪減らす」
中日の藤嶋健人投手(26)、福敬登投手(32)、浜将乃介外野手(24)が11日、名古屋市千種区の市立千代田橋小で開催された「JERAセ・リーグCHALLENGE次世代支援プロジェクト」に参加。脱炭素社会の実現を目指す同社の取り組みを子どもたちと一緒に学んだ藤嶋は減量による来季の脱”離脱”生活を誓った。 苦い経験を繰り返すわけにはいかない。「昨年も今年も開幕にいなかったですから」。3年連続の50試合登板を達成した今季は開幕直前に右内転筋を痛め、6月にも一時戦列を離れた。思えば、昨季もオープン戦で右太もも裏を痛め、開幕はリハビリ組で迎えていた。 離脱ゼロを強く誓った今オフ。取り組みの成果はぶかぶかのユニホーム姿を見れば一目瞭然だ。「シーズン終わりは94~95キロでしたが、8キロぐらいは減りました」。減量方法はシンプル。運動量を増やす一方、食生活では脂質を控えるようにした。「体重が増えすぎると、体の負担が大きくなる。脂肪がある分、可動域が出なくなる。筋肉を落とさないように、体脂肪を減らしたい」。現在は85キロ前後とすることを目指しているという。 ウエートトレ好きで知られるが、減量しても持ち前のパワーに影響はなかった。「ウエートは今までの積み上げもあります。重量は落ちていないですし、パワーは上がっています。投げる感覚も全く悪くありません」。ケガのリスクを減らすための肉体改造。理想のボディーを追求する。
中日スポーツ