ヘンリー王子、父と兄は「英国の君主制に陥れられている」と発言…人々とにこやかに握手していても必ずしも楽しんでいたわけではない
3月7日夜(現地時間)に米CBSで放送された、オプラ・ウィンフリーによるサセックス公爵夫妻のインタビュー番組。 同番組内でヘンリー王子が「自分は、英国の君主制のせいで身動きがとれなくなっている」とシェアし、父チャールズ皇太子と兄ウィリアム王子もその制度に陥れられていると断言した。 【写真】愛らしい「やんちゃ時代」から自身の家族を持った現在まで…愛すべきヘンリー王子のロイヤルライフ ウィンフリーがヘンリー王子に、「生まれてからずっと贅沢で恵まれた人生を送ってきたのに、“陥れられる“とはどういうことか?」とその説明を求めると、ヘンリー王子は「人々と面会し、にこやかに握手している写真があったとしても、自分はそういうライフスタイルを必ずしも楽しんではいなかった」と答えた。 「それは仕事のひとつ。役割の一部なんです。自分は家族のなかでどんな人間か、心の内で何を思っているか、どんなことが起こったのかにかかわらず、そうすることが期待されているんです」とヘンリー王子。 そして、王室の高位メンバーとして公務についていた間も、イギリスの君主制の制度に陥れられていると感じていたとウィンフリーに語った。 「父も兄も陥れられている。彼らは逃れることができない。これに関しては非常に同情しますね」
ヘンリー王子はインタビューの早い段階で、サセックス公爵夫妻が王室離脱の議論をしてから、チャールズ皇太子が電話に出なくなったことも明かした。 現在のチャールズ皇太子との関係について、ヘンリー王子はこう語った。「父も似たようなことを経験しているので、僕はとてもがっかりしています。彼にはどんな痛みかがわかっているはずだし、彼はアーチーの祖父でもあるのですから」 それでも、将来的には関係が良くなることを願っていると話す。「同時に、もちろん僕は彼を愛しています。しかし、たくさん傷つきました。引き続き、この関係を修復することを僕の優先事項のひとつにしていきます」 「彼らは、自分たちが知っていることしか知らない(つまり、知っているのは一部のこと)」とヘンリー王子。「あるいは、周りに言われたりしたことしか知らない」とメーガン妃が口を挟むと、「そう、“言われたこと“しかね」とヘンリー王子。 「僕が学んだ過程を通して、彼らにも学んでもらおうとしたんです」と述べていた。
Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com