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ヤクルト・五十嵐、サイドスローに挑戦していた!引退会見で仰天告白「どうにかしてやっていく道はないか」

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サンケイスポーツ

 今季限りで現役を退くヤクルト・五十嵐亮太投手(41)が15日、東京・北青山の球団事務所で引退会見を行った。今季はここまで1軍登板がなかったが、復活の道を探るべく横手投げに挑戦していたことを明かした。同学年の石川雅規投手(40)に「200勝してほしい」とエールを送り、予定されている引退試合では「引退を撤回するぐらいの勢いでやりたい」と覚悟を示した。  スーツ姿の五十嵐は、すっきりとした表情だった。NPBで通算822試合、米大リーグで通算83試合に登板した鉄腕が、23年間の現役生活を振り返った。  「シーズン前から、結果が出なかったら引退する覚悟でやってきた。体は元気だったんですが、結果を見つめ直したときに辞めるときなのかな、という気持ちが強くなりました」  並々ならぬ向上心で逆境を乗り越えてきた。「この世界で生きていくためには何を選択すればいいか」。2004年に当時の日本選手で最速タイとなる158キロをマークした直球を武器に37セーブを挙げ、最優秀救援投手に輝いた。  10年には海を渡り、メジャー挑戦。13年に移籍したソフトバンクではナックルカーブを球種に加え、3年連続で50試合以上に登板。古巣に復帰した昨季は45試合でマウンドに上がった。  今季はここまで1軍登板がなかった。引退を決意した8月以降も復活へ道を探り続けた。今月6日のイースタン・リーグ楽天戦では、上手投げからサイドスローに挑戦。「格好とか、そういうのはどうでもよかった。どうにかしてやっていく道はないか」と最後まで年齢という宿命にあらがい続けた。  同学年の石川に引退を伝えた翌日、2軍施設の室内練習場でキャッチボールをする機会があった。「若い頃はずっと石川とキャッチボールをやっていた。きれいなフォームだなと感じながら、当時のことを思い出して泣きそうになりました」。自身は日米通算905試合に登板。目標として掲げていた通算1000試合に及ばなかったが、石川には「200勝を見せてもらいたい。誰よりも練習していますし、彼の野球への向き合い方や考え方は少し心が折れてしまうくらい」とエールを送った。  今月下旬に引退試合が予定されている。五十嵐は「見ている方にまだまだできるんじゃないかという思いにさせたい気持ちと、引退を撤回するぐらいの勢いでやりたいと思います」と言い切った。最後の最後まで五十嵐らしく、全力で腕を振り抜く。(横山尚杜)

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