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罵声を浴びせられ「メンタル追い詰められた」国勢調査の実録漫画に反響、語られた調査員の苦労

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オリコン

 5年に1度の国勢調査が始まった。国の最も重要な統計調査で、人口および性別、年齢、配偶の状態、就業状態や世帯の構成などの把握のために行われる。この調査には“統計調査員”という調査票を配布・回収する役割を担う人々がいるが、最近では調査員になりすまして個人情報を聞き出そうとする不審な訪問者も多く、調査員が訪問すると、キツイ言葉を浴びせられたり、ないがしろにされたりする現状が。そんな調査の様々な苦労を実録漫画にした投稿がSNSで話題に。作者のえむしえむふじんさん(@mshimfujin)に統計調査員の実情を聞いた。 【漫画】訪問先で調査を拒否され…国勢調査の実情、夫婦で統計調査員として働いた実録エピソード ■「統計調査員の実情を知ってほしかった」作者込めた思い ――今回“統計調査員”についての実録漫画を執筆しようと思ったきっかけをお聞かせください。 「私たちは夫婦で、2015年に統計調査員の仕事を経験しました。自身の経験から、国勢調査やその他統計調査について、ご存知でない方が多いと感じていたんです。この時期は統計調査員さんが苦労されているだろうと思ったので、少しでもその助けになりたくて、また少しでも多くの方に『統計調査員』や『統計調査』のことを知っていただきたくて漫画を描きました」 ――漫画にも描かれていましたが、まず統計調査員の仕事は“地図作り”から始まると。8月の終わりごろから下調べを入念にしていたことが漫画にも描かれています。そして、調査自体の知名度や広報が行き届いていなくて、調査員さんが怪しまれてしまったり、暴言を吐かれてしまったりすることもあるそうですね。この仕事を経験されてみて、あらためてどのようなところが大変でしたか? 「体力的に大変な部分は何とかなるのですが、辛く当られたり無視されたりがキツかったです。国勢調査もそうですが、経済センサスなど法人に関する統計調査はより厳しく、窓口で叱責を受けたり、調査についての説明をするだけで激昂したりする方もいて、メンタル的に追い詰められたのを覚えています」 ――訪問先で「怪しいから写真を撮ります」と言われたり、カタカナ英語で罵られたりしたこともあったと…。調査とはいえ、見知らぬ人に家族の構成を話すなど抵抗がある人も多そうです。 「確かに『統計調査とは何か・答える義務があるのか・個人情報保護と矛盾が生じないか』を質問される方も多かったです。それを理解していただくのも大変でした。記事には現役調査員や、元調査員の方からのコメントも多く寄せられたのですが、辛い経験に共感される方も多かったので、どこも同じだなと思いました」

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