ヨウジヤマモト×ランボルギーニ、車とファッションの未来を予言した?
黒を基調とし、複雑なパターンや独特の素材使いで世界を魅了する「ヨウジヤマモト」。言わずと知れた日本を代表するモード界の旗手が、衝撃的なコラボを発表した。 まずはこちらをご覧あれ。
お相手はランボルギーニで、誕生したのは、赤と黒をカラーリングが目を引くスポーツカー。その名も「アヴェンタドール S by ヨウジヤマモト」である。 見るからにタダモノじゃない感がハンパないが、至るところにヨウジのセンスが散りばめられている。
ボディには、ヨウジヤマモトの2020-21秋冬コレクションのテーマである「パルチザン」のパターンを採用。筆で書いたような躍動感のあるペイントが、ランボルギーニにさらなる疾走感を与えている。 そして「呵呵大笑」や「文明開化」「百発百中」といった四字熟語が描かれているのもユニーク。
内装も赤と黒で統一。シートやダッシュボードには英語のメッセージが記されていて、赤で象られた「Y」の文字もインパクト抜群である。 現時点で販売は未定とのことなので、首を長くして一般解禁を待ちたい。 そして、ニュースはこれだけでは終わらない。コラボカーの発表に伴い、カプセルコレクションもリリースされたのだ。
ラインナップは、モッズコートやジャケット、パーカの3アイテム。いずれも車のデザインを踏襲した仕上がりで、圧倒的な個性を放つ。 ヨウジヤマモトとランボルギーニ。名前を聞いただけではミスマッチと思えても、仕上がりを見ればむしろベストマッチじゃないか? と思い直してしまう意外な本命コラボ。 両者が手を取り起こすのは、車とファッションの“文明開花”である。それは“百発百中”で人々の心を打ち、互いにきっと“呵呵大笑”。これらの言葉はすべて「アヴェンタドール S by ヨウジヤマモト」のボディに記されている。ってことは、もしかして未来は……。 POW-DER=文
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