今季MLBの「表彰されていない」ベストナインに鈴木誠也が選出!公式も活躍を称賛「2022年に移籍して以来の最高記録」
MLB公式サイトは12月1日(日本時間2日)、今季表彰されていない選手のベストナインを発表。右翼手部門でカブスの鈴木誠也が選出された。 【動画】2年連続で大台に到達!鈴木誠也が右中間へ20号本塁打を放つシーン 同記事は冒頭、「MLBではたくさんの賞が授与される。しかし、どういうわけか、見落とされてしまう素晴らしいシーズンや、歴史的な偉業を成し遂げた誰かに奪われてしまうシーズンが常に存在する」と今回のベストナインについて説明。 その上で、右翼手部門で選出された鈴木について「8月中旬にフルタイムのDHになったため、右翼手としてリストされるのはこれが最後になるかもしれない」と前置きしつつ「守備の苦戦にもかかわらず、彼はこのチームに入るのに十分な成績を残した」と絶賛した。 さらに、「彼の138OPS+は、MVP2位のフランシスコ・リンドーア(メッツ)と並んでナ・リーグで7位タイ、MLB外野手全体では6位だった」と好成績を残した点に注目。続けて「21本塁打は、2022年にMLBに移籍して以来の最高記録であり、16盗塁と3.2bWARも同様だった」とキャリアハイを記録した鈴木を評価した。 鈴木は今季、シーズン序盤の4月に右腹斜筋の張りで負傷者リスト(IL)入りしたものの、2年連続20本塁打をクリア。右打者としては日本人選手最多となる通算55本塁打を記録すると、オフには大谷翔平とともにシルバースラッガー賞の最終候補選手に選ばれるなど無冠ながら充実したシーズンを送った。来季はタイトルを獲得し、さらに充実したシーズンを送ることができるのか注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]