厳冬の煌めきアート:ダイヤモンドダストが出現
ウェザーニュース
2日(土)朝、北海道の千歳市から「ダイヤモンドダスト」の報告が寄せられています。 「ダイヤモンドダスト」とは、大気中の水蒸気が昇華(気体から液体になることなく固体に変化する)して極小さな氷の結晶が降り、結晶が太陽の光で煌めく現象を指します。「細氷」とも呼ばれることがあります。発生には 1.快晴の朝 2. 気温が-15℃を下回る厳しい寒さ 3.下層の空気が湿っている 4.風が弱い という複数の条件を同時に満たす必要があり、非常に珍しい気象現象と言えます。 今朝の千歳市の最低気温は-22.5℃で、この冬最も厳しい冷え込みになりました。極寒の朝の早起きに自然からの素敵なプレゼントですね。
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