ひこにゃんファンクラブ制度充実へ…「無料」「年会費」の会員枠も追加
滋賀県彦根市は28日、来年1月から、市のキャラクター・ひこにゃんのファンクラブの会員制度を充実させると発表した。市に一定額のふるさと納税をした人だけが入会できたが、新たに「無料」と「年会費」の会員枠も追加。ふるさと納税の特典として、ひこにゃんとのツーショット撮影を加える。
市エンタテインメント課によると、新設する無料枠は市の公式LINE(ライン)を友だち登録すれば、無期限で会員になれる。
年会費枠「プレミアム」は3300円で、同市本町のひこにゃんショップか、ネット(300円割引)で登録する。ふるさと納税の枠「プレミアムプラス」は1万5000円の利用が条件。いずれも有効期限は入会日と同じ年の年末までで、会員限定グッズを贈る。
ファンクラブは2010年10月に開始し、延べ約1万7000人が登録。現在の会員は約1300人。同課は「新たな会員制度をきっかけに、ファン層の拡大を狙いたい」としている。