手元に現金がないと不安!「タンス預金」は持っているだけでも脱税対象になるの?
タンス預金で脱税が疑われてしまうケース
タンス預金をしているからといって、必ずしも脱税が疑われてしまうわけではないようです。脱税が疑われてしまう例として、以下のようなケースがあげられます。 ●身内が亡くなっているにもかかわらず相続税申告の履歴がない ●通帳に使途不明な高額の出金履歴がある 税務署は、国民の所得や財産をある程度把握しているようです。脱税が疑われてしまうと税務調査の対象となってしまうため、自身が該当しないように注意する必要があるでしょう。
タンス預金は手元にあるだけでは脱税対象にならない
現金の保管方法として、タンス預金は禁止されていないようです。そのため、手元に置いてあるだけで脱税対象になるわけではないでしょう。 タンス預金が問題になるのは、本来支払うべき税金を支払っていない場合です。相続税や贈与税などを正しく支払っていない場合はタンス預金を隠していると判断され、追加の課税対象になるケースもあります。タンス預金をする場合は、これらのことを理解したうえで、自宅に現金を保管するといいかもしれません。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部