なぜココまで安くできるのか…コスパ最強スーパー『マルス』の謎 店長が困るほど売れる低価格の秘密に迫る
愛知県で徹底的に安さを追求するスーパー「にぎわい市場マルス」。1パック10個入りの卵が54円、玉ねぎは10個で215円、840円の国産鶏むね肉は、たっぷり2キロ入りと目を見張る価格が並んでいました。 【画像20枚で見る】地域のため激安販売続けるマルス ジャンボパックで精肉・鮮魚・惣菜がお値打ち
朝から地元の人たちで賑わうマルスを調査。まずは露店エリアから。
一般的なスーパーでは、1個200円ほどの白菜が、マルスでは108円。大根も107円です。
更に、この時期嬉しい鍋つゆが108円。108円の白菜と合わせれば、216円で鍋料理の準備ができます。
精肉売場では、肉が大きなパックで販売されています。
店長: 「マルスはジャンボパックがウリなので。ご家庭で小分けして冷凍もできるし、価格も安くできる」 値段を抑えるために、仕入れる肉の種類を絞り、ジャンボパックで販売しています。こうすることでパッケージ代や人件費をカットし、低価格を実現しています。
一般的なスーパーで160円(100グラム)ほどの「豚モモ肉の切落とし」が、97円。
「合挽きミンチ」が75円(100グラム)。一般的なスーパーの半値以下です。
しかも店頭に並ぶ9割以上が国産です。この日の目玉商品の「国産鶏もも肉」は、一般的なスーパーでは120円(100グラム)ほどですが、マルスでは81円。
まさに底値です。
まず目を引くのがお寿司コーナーです。店長のイチオシが、アナゴ・いくら・マグロなど、8種類のネタが3貫ずつ入った「24貫寿司」(1079円)に…。
ウニ・いくら・中トロなど、6種類の分厚いネタてんこ盛りの「魚屋海鮮丼」(647円)です。
店長: 「メチャクチャ売れすぎて…。困るくらい売れています」 安さの秘訣は、旬の魚の大量仕入れに加え、外部スタッフではなく自社のスタッフが1つ1つ手作りすることで、コストをギリギリまで抑えていること。