「高山陣屋」で消防訓練 職員ら初期消火や避難誘導
岐阜県高山市にある国の史跡「高山陣屋」で 消防訓練が行われ、職員らが初期消火や来場者の避難誘導に取り組みました。 高山市八軒町の高山陣屋では毎年1月26日の「文化財防火デー」の前後に、高山消防署と合同で消防訓練を行っています。 ただことしは、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言に伴い、訓練の規模を縮小し、陣屋の職員25人だけで実施しました。 訓練は湯呑所から発火したとの想定で、職員が大きな声で火が出ているのを知らせ、消火器での初期消火や、消火栓からホースをつないで放水をしました。 また煙を吸って気分が悪くなった来館者を担架に乗せて救出したり、車椅子利用者を誘導したりする訓練も行われました。 ※高山陣屋管理事務所 若宮靖範 所長 「職員だけでも、火が小さいうちに消し止めることを訓練できたと思います」