沖縄コロナ30人以下は26日ぶり 10万人当たり全国4番目 県「油断せず警戒を」
県は7日、新たに20代から80代の男女計27人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が30人を下回るのは1月12日以来26日ぶり。県はこれまでの感染者に偽陽性や発表した人数の重複があったなどとして7人を取り下げ、累計感染者数は7842人になった。 この記事の他の写真・図を見る 新規感染者が4日連続で減っていることに県の糸数公保健衛生統括監は「減少しているのは間違いないが、施設内でのクラスターなど複数人の感染で増加に転じる。緊急事態宣言中であり、油断せずに警戒してほしい」と呼び掛けた。 県は1月28、30日に公表した5人について、既に感染者として公表した患者と重複していたと説明し、取り下げた。県が感染者の集計時にデータの重複に気づかなかったという。同28日、2月3日に公表した2人についても偽陽性だったとして取り下げた。 新たな感染者のうち推定感染経路が判明しているのは13人。内訳は知人・友人8人、家族2人、施設と職場が各1人、調査中が1人だった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は21・25人で全国4番目。全国平均は13・21人で、東京が30・12人で最多だった。 在沖米軍関係は日曜日のため報告はなかった。 (写図説明)県内感染者の居住別状況(2月7日) (写図説明)県の新型コロナ判断指標と現状