Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

沈む船、間一髪救助 海保が感謝状 吉永さん、小林さんに

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
佐賀新聞

 唐津海上保安部は26日、加唐島の沖合で浸水したプレジャーボートに乗っていた家族4人を救出したとして、会社役員吉永啓次郎さん(65)と自営業小林龍生(たつお)さん(67)=ともに唐津市=に感謝状を贈った。2人は県水難救済会に所属し、迅速な対応が救助につながった。  7月26日、出港したプレジャーボートに海水が入り込み、持ち主の70代男性が出港前に言葉を交わしていた知人の吉永さんに連絡した。吉永さんは現場近くで釣りをしていた小林さんに救助を依頼。大型のプレジャーボートを持つ小林さんは10分ほどで到着し、所有するポンプを稼働後、吉永さんも加わってバケツリレーでも海水を吐き出した。海水を取り込む機器が腐食して空洞になり、そこから浸水したと見られ、布を空洞に詰めて排水したという。  小林さんは「かなり船も傾き、到着が遅ければ沈んでいた。船長も諦めている様子だったが、声を掛けながら冷静に対応した」と振り返り、吉永さんは「偶然(小林さんが)近くにいてくれて、本当に良かった」と話した。唐津海保の林亮治部長は「地元の海を熟知されている救助員がいらっしゃることは心強い」と感謝を述べた。  昨年度、同保安部管内での船やプレジャーボートの海難事故は37件、本年度は11件発生している。(横田千晶)

【関連記事】