燕へFA移籍の茂木が入団会見「優勝に貢献できたら」 楽天にも感謝「1軍で活躍する姿を」
早大時代にプレー…神宮球場は「ファンとの距離が近く、声援も大きい」
楽天から国内フリーエージェント(FA)権を行使してヤクルトに移籍した茂木栄五郎内野手が10日、都内の球団事務所で入団会見を行った。「自分の持てる力を精一杯発揮して、チームの勝利、優勝に貢献できたらと思います」などと力を込めた。 【写真】美人妻は「めっちゃお綺麗」 女優と肩寄せ合う元楽天FA選手の2ショット 茂木は「意識して新調した」というストライプのネクタイをつけ、会見に臨んだ。「9年間楽天でプレーできて、関係者の方、ファンの方々にはとても感謝していますし育てていただいたので、来年以降1軍で活躍している姿を見せられたら。僕を評価して獲得してくれたヤクルトさんに感謝しているので来年優勝に貢献できたらと思います」と決意を表した。 評価された部分は「一番は打撃の部分かなと思います」と茂木。本拠地・神宮球場については「ファンの方との距離が近いですし、声援もすごく大きい印象があるので、なんとかその力を自分の結果につなげていけたらなと思います」と語った。 打撃でアピールしたいところを問われ、「長打力というところはこれからも伸ばしていきたいですし、幅広い分野で求められたところで活躍できる選手になりたいです」と述べた。ヤクルトの印象については「打線が非常に良いチームだと思いますし、投手力も先発を中心にすごく強いチームだなと毎年感じていたので、その中で僕も戦力になれたらなと思います」と思いを表した。 茂木は2015年ドラフト3位で早大から楽天入り。ルーキーイヤーから開幕スタメンの座をつかむなど中心選手として活躍。今季は46試合で打率.265、1本塁打、8打点に終わったが、通算では781試合に出場して打率.271、746安打、75本塁打、291打点、51盗塁をマークしている。 内野全ポジションを守れる30歳は、東京六大学リーグ時代から慣れ親しんだ神宮球場を本拠地に再スタートを切る。ヤクルトにとっては、2014年オフの大引啓次内野手(日本ハム)と成瀬善久投手(ロッテ)以来、10年ぶりとなる待望のFA補強に成功した。
Full-Count編集部