「彼の表情が全てを物語っている」「惨事だ」挑戦者グッドマンの負傷に豪メディアも続々反応…井上尚弥の防衛戦が来年１月24日に延期
まさかのアクシデントだ。 現地12月13日、プロボクシングIBF・WBO世界スーパーバンタム級１位のサム・グッドマン（オーストラリア）は、母国でのスパーリング中に左目上を深くカット。今月24日に東京・有明アリーナで同級４団体統一王者の井上尚弥（大橋）と対戦が予定されていたが、同じ会場で来年１月24日への延期を余儀なくされている。 【画像】挑戦者グッドマンの痛々しい裂傷 この日、自身のX上に負傷したグッドマンの顔写真を投稿し、「惨事だ」と嘆きを綴っているのは、豪スポーツ専門局『FOX Sports Australia』のベン・デーモン記者だ。赤く腫れた豪戦士の左まぶたに深い傷ができており、続く文面には、「明日飛行機で出発する予定だった」とも記述。来日直前のアクシデントだったようだ。 また、豪メディア『Nine Network』のスポーツ情報サイト「Wide World of Sports」は、「豪スターの負傷で世界タイトル戦が延期に」と速報。記事によれば、「本人はリングに上がれると確信していたそうだが、チームがそれに反対」「傷を修復するのに４針縫う必要があり、４週間は試合に出られないと判断された」という。 さらに豪サイト『News.com.au』は、『FOX Sports Australia』が公開している実際のスパーリング映像に注目。「出血を知らされた瞬間の悲痛な映像だ。 『クソ！』と叫び、リング上で歩き回る彼の表情が全てを物語っていた」と記し、「イノウエのような４団体統一王者が長く待ってくれる保証はない」と状況を不安視していた。 なお同日は、井上も公式Xを更新し、防衛戦の延期を報告。「お互い最高の状態で闘おう」とグッドマンにエールを送っている。 構成●THE DIGEST編集部
