ガザ難民キャンプなどで40人死亡、イスラエルが攻撃継続
Nidal al-Mughrabi [カイロ 29日 ロイター] - イスラエル軍の前夜からの攻撃により、パレスチナ自治区ガザで29日までに少なくとも40人が死亡した。その大半はヌセイラト難民キャンプの避難者だという。 医療関係者によると、ヌセイラト北部でパレスチナ人の遺体19体が発見されたほか、29日遅くにはイスラエル軍の空爆により、ガザの北部ベイトラヒヤの住宅にいた少なくとも10人のパレスチナ人が死亡した。 イスラエル軍はこの日は新たな声明を出していない。28日には「ガザ地区での作戦の一環としてテロ標的への攻撃」を続けていると述べた。 ガザでの戦闘終結に向けた数カ月にわたる取り組みはほとんど進展がなく、交渉は現在中断している。 バイデン米大統領は26日、イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラの停戦合意を発表した際、ガザでの停戦に向けて働きかけをするとしてイスラエルとハマスに応じるよう促した。