会津大学生がキャンパスライフ語る 福島県会津若松市で会津産学懇話会例会
会津産学懇話会の第258回例会は福島県会津若松市の会津若松ワシントンホテルで開かれ、会津大の学生がキャンパス生活について語った。 コンピュータ理工学部4年の室田彩夏さん、2年の石塚正代さんが登壇した。室田さんは、世界とつながるコンピューターの基礎を学べて、視野を広げる環境が整っているとして会津大を選んだという。「やりたいことリスト」を作り、心の声に素直に向き合うことを意識しているという。多様な課外活動などを通して充実した学生生活を送っているとし、「高校時代からの『人を笑顔にしたい』という夢は変わらない。後悔のない人生を目指し、学び続けたい」と話した。 石塚さんは民間企業、長年の看護師勤務を経て入学した社会人学生。受験勉強の際、周囲に公言して自分にプレッシャーをかけつつ、常にポジティブシンキングで臨んだという。「大学は課題が多くて大変だが、学んだことが自然と身に付くのでやりがいがある」と話した。今後は、自身が経験した足の大けがを踏まえ、予防医療に役立つ研究を進めたいと目標を語った。
日頃のキャンパス生活についてパネルディスカッションも行った。室田さんは「授業は(専門と実践に重点を置く)3年生以降が楽しい」、石塚さんは「若い学生と話すと頭が柔軟になる」などと話した。 (会津版)