写真：クラウド Watch

　フリー株式会社（freee）は28日、freeeの各種サービスにおいて、組織変更に伴う所属や部門変更を日時指定で予約できる「組織図の改編機能」を提供開始すると発表した。 　企業において組織変更は日常茶飯事であるが、従来は、申請をする際に基準日を設定して組織を使い分けられないため、毎月の申請の締めが完了するまでは、組織変更を反映する作業を行えなかったという。また、50名以上の従業員数がいる場合、申請経路への組織変更の反映を1営業日以内に完了できなかったり、新しい組織図を反映する際に、数日間経費などの申請ができなかったり、といった期間が発生してしまっていたとのこと。 　今回新たに提供する「組織図の改編機能」は、こうした課題を解決するための機能で、現時点で使用している設定には影響せずに、組織反映作業を前もって行うことができる。具体的には、組織変更後の“未来の組織図”を下書きで事前に用意し、運用開始日を設定できるようにした。 　従業員は特に意識することなく、申請する日付に応じて、新たな組織の申請経路が反映されるので、業務を止めることなく、申請経路を切り替えられるとしている。